2024年11月27日、原子力国際専攻 酒井研究室 今谷 俊貴さん(D3)が、2024年度 粉体工学会 秋期研究発表会においてBP(ベストポスター)賞を受賞されました。
BP(ベストポスター)賞
2024年度 粉体工学会 秋期研究発表会において、発表の内容および方法が特に優れていたと認められる35才以下の個人に対して贈られる賞です。
受賞された研究内容・活動について
発表のタイトル:伝熱を伴う固気二相流におけるDEM粗視化モデルの適用
講演概要:
固気二相流の数値解析には、DEM-CFDが広く用いられています。既存のDEM-CFDにおいて伝熱の解析を行う場合、伝熱解析の精度が低下すると考えられます。本研究では、固体粒子の伝熱を粗視化モデルを適用しても精度を維持できる手法を開発しました。そして、妥当性確認として、流動層における固体粒子の冷却現象の解析を行いました。結果、提案手法では従来モデルと異なり、粗視化モデルを適用しても精度を低下させずに固体粒子の伝熱を模擬できることが示されました。
今後の抱負・感想
今回このような賞をいただけて大変光栄です。ご指導いただいた酒井 幹夫 教授に心より御礼申し上げます。また、さまざまなアドバイスをいただいた研究室の皆様にも感謝いたします。この受賞を励みに、今後も精進し、研究をさらに発展させていきたいと考えております。