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【受賞・表彰等】情報理工学研究科 電子情報学専攻 鳴海 紘也さん(D3)、Carnegie Mellon University Fang Qin (Master course student), Siyuan Liu (Ph.D. student), Jianzhe Gu (Ph.D. student), Professor Mohammad Islam, Assistant Professor Lining Yao、電気系工学専攻 川原 圭博教授が、第27回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2019)において、最優秀論文賞を授賞しました。

作成者: Public Relations Office|Oct 10, 2019 3:00:00 PM

 

情報理工学研究科 電子情報学専攻 鳴海 紘也さん(D3)、Carnegie Mellon University Fang Qin (Master course student), Siyuan Liu (Ph.D. student), Jianzhe Gu (Ph.D. student), Professor Mohammad Islam, Assistant Professor Lining Yao、電気系工学専攻 川原 圭博教授が、第27回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2019)において、「Self-healing UI: 機械的かつ電気的に自己修復するセンシングインタフェース」が最優秀論文賞(全論文(16件)の中で1件)を授賞されました。

 

<受賞された研究・活動について>
近年物質科学やロボティクスの分野で注目を集めるポリマーの自己修復機能を日常のインタフェースに付与することを目的として、Self-healing UIを提案しました。これは、切断しても断面を接触させておくだけで自律的に機械的強度を回復できる自己修復エラストマPolyborosiloxane (PBS)を利用した柔らかいインタフェースである.また,導体として多層カーボンナノチューブ (Multi-Walled Carbon Nanotubes, MWCNTs)を分散させて複合素材 (MWCNTs-PBS)とすることで,機械的な故障と電気的な故障の両方を修復できます。この研究では、自己修復素材を用いたインタフェースを作製する際に必要な素材の要件やファブリケーション手法を提示した.さらに自己修復素材が可能とする形状変化インタフェースのデザインスペースを考察し,対応するアプリケーション例を示しました。

 


<今後の抱負・感想>
コラボレーション作業はいつも大変ですが、その分面白い発表ができていいことだと思います。

 

https://www.wiss.org/WISS2019/award