東京大学オープンキャンパス2015
東京大学オープンキャンパス2015 模擬講義
模擬講義
エネルギーと環境 ー リスクのやりくりと豊かな社会 ー 山口彰先生(原子力国際専攻・原子力専攻)
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開催時間:10:30〜11:15
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受付場所:工学部 2号館 212番教室前
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開催場所:工学部 2号館 212番教室
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内容:みなさんが社会で活躍する頃の日本は、エネルギーと環境の問題に翻弄されながら、国際社会の中でもまれつつ、豊かな社会をつくりあげるために、みんなが同じ目標に向かって頑張っている、このような姿になっているのではないでしょうか。みなさんは、そのような時代の中心となって活躍しているはずです。そのようであるために、今、何を知り、そして学ぶことが大切なのか、模擬講義で一緒に考えてみましょう。
工学とは何か I 大久保 達也先生(化学システム工学専攻)野地 博行先生(応用化学専攻)古澤 明先生(物理工学専攻)
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開催時間:10:30〜11:15
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受付場所:工学部 2号館 213番教室前
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開催場所:工学部 2号館 213番教室
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定員:340名
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内容:高校までの授業がどのようにそれぞれの学術分野につながるのか、それぞれの分野では社会に貢献するどのような研究がおこなわれているのかをわかりやすく紹介します。
工学総論、化学、有機、バイオ、細胞、物性、電子、ナノ・マイクロ、分子
地球環境学:筋電位でラジコンを動かそう 関野正樹先生(電気系工学専攻)
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開催時間:11:30〜12:15
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受付場所:工学部 2号館 212番教室前
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開催場所:工学部 2号館 212番教室
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定員:180名
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内容:筋肉や神経がはたらく仕組みには,電気が深く関わっています。腕の筋肉が収縮するときに生じる電位を読み取ってラジコンを操作する展示を体験します。義肢やロボットの操作など,将来の応用についても解説します。また,技術の進歩によって,病気の早期発見や体に優しい治療がどのように実現するのか,最先端の研究も交えて紹介します。
工学とは何か II 中須賀 真一先生(航空宇宙工学専攻)原田 達也先生(情報理工学系研究科知能機械情報学専攻)羽藤 英二先生(社会基盤学専攻)
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開催時間:11:30〜12:15
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受付場所:工学部 2号館 213番教室前
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開催場所:工学部 2号館 213番教室
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定員:340名
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内容:高校までの授業がどのようにそれぞれの学術分野につながるのか、それぞれの分野では社会に貢献するどのような研究がおこなわれているのかをわかりやすく紹介します。
機械、流体、設計、航空宇宙、数理、情報、知能、ロボット、建築、都市、社会システム、経営
地球環境学:貧困と災害、持続可能な開発を考える 川崎昭如先生(社会基盤学専攻)
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開催時間:13:30〜14:15
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受付場所:工学部 2号館 212番教室前
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開催場所:工学部 2号館 212番教室
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定員:180名
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内容:地球環境問題を考えるためには、気候変動や頻発する巨大災害、増大する人間活動や生物多様性の喪失など複雑な諸問題に対する総合的な理解が必要です。本講義ではこれらの環境問題とそれに対する国際的枠組み、科学技術の役割について概説します。特に貧困と災害の問題を中心に、東南アジアでの具体的事例を通して、持続可能な社会の実現に向けた自然科学と社会科学による統合的アプローチの重要性について考えていきます。
3Dスキャナーと3Dプリンターの原理と応用 鈴木宏正(精密工学専攻)
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開催時間:13:30〜14:15
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受付場所:工学部 2号館 213番教室前
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開催場所:工学部 2号館 213番教室
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定員:340名
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内容:3Dスキャナーは、物体の3D形状をコンピュータに取り込むための装置で、アニメーションの制作から、工業製品の開発、さらには医療分野でも利用されています。また、3Dプリンタは、そのようにして取り込んだ3Dデータから実物を作成する技術です。これらの二つの技術について概要を説明し、またその原理について解説します。
リチウムイオン電池研究の最前線-社会の基幹デバイスへ- 山田淳夫先生(化学システム工学専攻)
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開催時間:14:30〜15:15
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受付場所:工学部 2号館 212番教室前
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開催場所:工学部 2号館 212番教室
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定員:180名
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内容:現代社会において人々はリチウムイオン電池と共に生活しているといっても過言ではありません。その適用分野は携帯電子機器から、電気自動車、さらには自然エネルギー貯蔵用途へと急速に広がっており、将来の再生可能社会の中核を担うデバイスとして大きな期待が寄せられています。この先端技術を支える材料の機能や特徴、開発の歴史、現状と今後の展望までを平易に解説します。
隕石落下からはじめる空気力学の世界入門 鈴木宏二郎先生(新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻)
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開催時間:14:30〜15:15
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受付場所:工学部 2号館 213番教室前
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開催場所:工学部 2号館 213番教室
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定員:340名
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内容:2013年2月、ロシアで起こった隕石落下は、地上の人や建物に大きな被害を与えたことで私たちの記憶に残っています。ここでは、超高速で大気圏を落下してくる隕石が、大気中に作る波動(衝撃波)をはじめとして、様々な現象を起こしたことを、空気力学の視点で解き明かしていきます。空気という身近な存在を対象としていながら、いまひとつなじみの薄い空気力学について、そこではどんな考え方をしているのかお話しします。