昨年に続き、10月23日の「化学の日」にちなんだ「化学週間」特別イベント@東京大学を日本化学会、化学工学会、東京大学大学院理学系研究科、同工学系研究科、「夢・化学-21」委員会 主催、塩ビ工業・環境協会共催で開催しました。参加者は約80名、中学生、高校生、大人(保護者)がほぼ同数の構成でした。
藤田誠工学系研究科教授から、「化学と幾何学 〜多面体の定理を活かしたものづくり〜」のタイトルで講演をいただきました。プラトンの提示した5種類の正多面体を、金属と配位子で創り上げる研究の足跡は、中学生にも理解できるまさに世界最先端の研究で、藤田ワールドに引き込まれた1時間でした。塩ビ工業・環境協会による演示・実験や、国際科学オリンピック代表によるトークイベントも大変興味深く、あっという間の3時間でした。
当日の様子は、夕方6時のNHK全国版のTVでも放映されました。開始1時間近く前から来場していた熱心な高校生へのインタビューも含まれ、「化学の日」を皆さんに覚えて頂けるきっかけになったのではないでしょうか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151018/k10010274311000.html
ご協力をいただいたみなさま、ありがとうございました。