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化学生命工学専攻 茂垣里奈さんが第63回高分子学会年次大会において優秀ポスター賞を受賞されました

 

化学生命工学専攻 茂垣里奈さんが、第63回高分子学会年次大会(名古屋開催)において、優秀ポスター賞(学生部門)を受賞されました。

 

 

<受賞された研究について>

私達は、タンパク質や核酸などの生体分子に対して接着剤のように働く「分子の糊(モレキュラーグルー)」を開発してきました。本研究では、分子糊の強い接着作用を利用して、タンパク質と薬剤分子の結合を強め、薬の効果を10倍以上に高めることに成功しました。これは、複雑な分子設計を必要としない新しい薬の開発手法につながる研究成果です。

 

<今後の抱負・感想>

今回の受賞を大変光栄に思います。研究のご指導を賜りました相田卓三教授ならびに大黒耕助教、相田研究室の皆様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。今後とも研究に真摯に向き合っていく所存です。