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工学部退職教授懇談会が開催されました(2013年10月10日)

 

石原 孟
社会基盤学専攻 教授

 20131010日(木)に工学部退職教授懇談会が工学部2号館展示室にて開催されました。工学部に関係する退職教授53名の先生方と元事務部長の柚原義久様に加え、現役教員42名の方々が出席されました。

定刻の午後6時から鈴木勉教授の司会のもと、懇談会が始まりました。影山和郎教授による開会の辞の後、原田昇工学系研究科長・工学部長から歓迎のご挨拶と工学部・工学系研究科の現状についての報告がありました。原田研究科長は、次世代の研究施設として期待された工学部新3号館が遂に竣工されたことを報告されました。続いて、学部教育の総合的改革に係るアクションプランについて触れ、工学系研究科のグランドデザインとして外国人留学生や外国籍教職員を増やすことや学部から博士課程への進学を高めていくことが紹介されました。また、工学教程の編纂とその英語化について数学編全17巻のうち6巻と英語版3巻が刊行されたことや今後2年で「数学」「物理学」「化学」51巻を刊行することなども紹介され、世界の工学を牽引していくとの決意を述べられました。内田祥哉名誉教授(建築学科)が工学部の益々の発展に期待するとのお言葉とともに、乾杯の音頭をとられ、開宴となりました。

乾杯の後、例年同様和やかな雰囲気の中、歓談に入りました。会場の工学部2号館展示室が所狭しというほどににぎやかに出席者であふれ、先輩の先生方と現役教員との交流が続きました。話がつきないところで定刻の730分となり、影山和郎教授からの諸先輩の先生方に引き続きご指導いただきたいとのお願いと閉会の辞で今年の懇談会はお開きとなりました。

 退職教授の先生方の益々のご健勝を心からお祈り申し上げます。また、美味しいビールをご提供くださいました柚原義久様に厚く御礼申し上げます。懇談会の開催にあたって準備から運営までお骨折りいただいた事務部の方々に感謝申し上げます。