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工学部/工学系研究科 トピックス

永野真義 助教 が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞されました

 

 2021年10月20日、都市工学専攻 都市デザイン研究室の永野真義助教が、“2021年度 グッドデザイン賞”を受賞されました。



<受賞した賞の名称と簡単な説明>
“2021年度 グッドデザイン賞”
社会の課題に対する取り組みとしての内容、将来に向けた提案性や完成度の高さなど、総合的な観点から、グッドデザイン賞審査委員会が今年度もっとも優れていると評価したデザインに贈られます。 新たなビジネスモデルや新産業の創出、イノベーションの促進に寄与する優れたデザインに贈られます。

<受賞された研究・活動について>
“ガイトウスタンド”
街灯に着脱式のテーブルを設置し、ストリートに点在型の滞留空間を創出する「ガイトウスタンド」の実践的研究が、With/Post COVID-19時代の街路デザインのあり様を提起するものとして評価されました。商店街にある既存のオブジェクトを、ニューノーマルに合わせてバージョンアップすることは、来街者に新しい体験を提供するのみならず、地域の商店主たちが道路空間に関わりを取り戻すきっかけとなりました。特に評価を受けたポイントは以下の通りです。
(1)既存のオブジェクトに着眼し、街灯というストリートファニチャーを新しい生活様式に合わせてバージョンアップするという対象のデザイン
(2)「LQC」 (手軽に=Lighter、素早く=Quicker、安価に=Cheaper)のプレイスメイキング3原則が追求された什器デザイン
(3)歓楽街という課題の多い街の特性を踏まえた新しい飲食スタイルの挿入とそのための地元との丁寧な調整のデザイン
(4)個々の店舗単位でなく商店街あるいは通り全体としてお客様をもてなす多数の仕組みのデザイン

<今後の抱負・感想>
都市デザインに携わるものとして、今すでにあるものの目的を増やし、価値を高め、街に資するあり方を問い続けることは、常に重要な姿勢だと思います。「ガイトウスタンド」はどこの街にもあるオブジェクトを生かしているからこそ、普遍性があります。こうした「寄生の都市デザイン」によって、ストリートの、都市の、新たな価値を引き出す取組みを深めていきたいと考えています。