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山崎由大准教授らが2020年度年度計測自動制御学会学会賞(著述賞)を受賞されました

 

2020年10月30日、機械工学専攻 山崎由大准教授らが、2020年度年度計測自動制御学会学会賞(著述賞)を受賞されました。この賞は、計測自動制御学会が関与する科学技術の分野において、その発展に多大の貢献があると認められる学術および(または)教育に関する著作物(図書、モノグラフ)の著者に対し贈呈されます。

 

受賞者:
金子成彦(早稲田大学・教授(東京大学名誉教授))
山崎由大(東京大学・准教授)
大森浩充(慶應義塾大学・教授)
平田光男(宇都宮大学・教授)
水本郁朗(熊本大学・教授)
一柳満久(上智大学・准教授)
松永彰生(トヨタ自動車(株))
神田智博(本田技研工業(株))

受賞書籍:「基礎からわかる 自動車エンジンのモデルベースト制御」コロナ社
https://www.sice.jp/info/info_press/press_20210106.html

 

 

 

<受賞された研究・活動について>
エンジンのモデルに基づく新たな制御システムの構築手法を解説した書籍である。手順にそってコーディングすることで,モデルベースト制御の基本形が構築できるようになることを目指したものであり、最終章には適用事例も掲載されている。

 

<今後の抱負・感想>
今後の電動化された自動車用パワートレインは、PHVやHVが主流となり、引き続きエンジンは搭載される。電動化によりさらにシステムは複雑となり、また、コネクテッドなどの情報利用も含めた新たな制御システムが必要となる。物理ベースのモデルとAIなどの融合により、これを実現してゆきたい。