マテリアル工学専攻

マテリアル工学専攻

全ての工学に通じるマテリアルを基盤に、様々な分野で新たな地平を拓いていく人材を養成します

技術社会発展の機軸となる構造物やデバイスの進化には、それを構成するマテリアルの進化が極めて重要な役割を果たします。その進化のために新しいマテリアルを創製する"DESIGN OF MATERIALS"、新たなマテリアルを生み出す革新プロセスや環境に配慮したマテリアル生産プロセスを開発する"DESIGN FOR MATERIALS"、さらには、様々なマテリアルが構造物やデバイスとして機能するまでを考え、マテリアルのリサイクルなども視野に入れた技術を開発する"DESIGN WITH MATERIALS"の3つのコンセプトを三位一体で統合させ、人類の幸福を目指した技術社会の実現を目指して研究・教育に取り組んでいます。

教員紹介

分野・コース

学部とは異なり、大学院はコース制ではありません。学部でのコース制と関係なく、各教員の研究室に進学することが可能です。いずれの研究室においても、マテリアル工学の原理を深く追求し、科学の基盤の拡大と新たな科学の創出を目指す研究、マテリアルの様々な機能を見出し創造し、そのシーズを新たなテクノロジーにつなげる先進・先導的な研究、技術や環境などの革新、人類の幸福をもたらす次世代技術の実用化につながる社会貢献度の大きい研究が、次々と進められています。

教育

大学院では、材料科学に関する専門基盤教育と研究を行なっています。本郷キャンパスだけでなく、生産技術研究所、先端科学技術研究センター、宇宙航空研究開発機構において最先端の研究を行うことができます。現在、世界トップレベルの6大学のマテリアル工学専攻と教育・研究ネットワークを構築しています。この各国を代表するマテリアル工学専攻との連携は、マテリアル工学の教育・研究を相乗的に発展、充実させるもので、ワークショップの開催、学生の研究派遣、教員の招聘など活発に交流を行うことで、世界で活躍できる人材を育てることを理念としています。

進路

2015–2019年度の学部卒業生・大学院修了生(合計)の進路割合

 

マテリアル・化学関連 33%

 

電気・電子関連 17%

 

エネルギー・機械・重工関連 15%

 

大学・官庁・研究所関連 8%

 

その他 27%

 

 

主な就職先:

 

マテリアル・化学関連

 

日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所、UACJ、住友金属鉱山、旭化成、AGC、東レ、京セラ、三菱ケミカル、住友化学、住友電気工業、フジクラ、三菱マテリアル、JSR、ブリヂストン、信越化学工業、富士フイルム、花王、アステラス製薬、武田薬品工業、JX金属  etc.

 

電気・電子関連

 

日立製作所、富士通、日本電気、東芝、ソニー、三菱電機、パナソニック、シャープ、キヤノン、ニコン、古河電工、東京エレクトロン、デンソー、NTT、日本IBM  etc.

 

エネルギー・機械・重工関連

 

トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、スズキ、三菱自動車、SUBARU、三菱重工、川崎重工、IHI、コマツ、豊田自動織機、関西電力、北陸電力、東京ガス、ファナック  etc.

 

大学・官庁・研究所関連

 

東京大学、東北大学、東京理科大学、物質・材料研究機構、経済産業省、総務省、国土交通省、特許庁、鉄道総合技術研究所、電力中央研究所、ファインセラミックスセンター  etc.

 

その他

 

NTTデータ、ソフトバンク、日本ユニシス、ANA、JR東海、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三菱商事、住友商事、伊藤忠商事、JAL、三菱総研、野村総研、大和総研、TBS、サイバーエージェント、Google、フリュー  etc.

 

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