プレスリリース

AIチップ開発を支援する「AIチップ設計拠点」を構築 - わが国の革新的なAIチップアイデアの実現を加速 -

 

国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)エレクトロニクス・製造領域【領域長 金丸 正剛】AI chip Design Laboratory(以下「産総研 AIDL」という)と国立大学法人 東京大学(以下「東京大学」という)【総長 五神 真】大規模集積システム設計教育研究センター(以下「東京大学 VDEC」という)は協力してわが国の革新的なAIチップ開発を加速するための「AIチップ設計拠点」を、東京大学 本郷キャンパス浅野地区武田先端知ビルに構築しました。
本拠点(推進責任者 産総研 AIDL ラボ長 内山 邦男)は、産総研および東京大学が共同で提案し、採択された経済産業省「産業技術実用化開発事業費補助金(AIチップ開発加速のための検証環境整備事業)」、および国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という)「AI チップ開発加速のためのイノベーション推進事業」を活用し、AIチップ開発を目指す中小・ベンチャー企業などに、EDAツール群やエミュレーターからなるAIチップ設計環境や、設計フローやリファレンスデザインなどの共通基盤、拠点に蓄積される設計資産やノウハウ、AIチップ設計人材育成環境を提供することで、わが国の中小・ベンチャー企業などのAIチップ開発加速への貢献を目指すとともに、産官学協調によるAIチップ開発の加速を目指します。

 

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産総研:https://www.aist.go.jp/aist_j/news/pr20181227.html