ジュニア工学教育プログラム(略称:ジュニア講座)
ジュニア講座2023年度夏_5月~9月開講予定!
工学や情報の魅力を早期に伝えるため、中高生を主たる対象として、産業界と大学が連携した工学教育プログラムを提供します。具体的には、大学での工学の学びや卒業後のキャリアを伝える授業、商品開発のような体験型演習、研究室見学などをオンラインと対面を組み合わせて実施します。
【1】受講について
・主な受講対象者は中高生・保護者・教師ですが、講座によってはそれ以外の対象者も受け付けております。
・当面、講座やイベントごとに参加募集を実施して、個別に申し込みを受け付けます。
・受付に関する情報は各講座の詳細ページに記載されております。
【2】講座一覧
今年度開講予定の講座は以下のとおりです。
【開講中・予定の講座】
【講座番号】22A10
受講者募集中!【講座名】グリーンエネルギー:太陽からのエネルギーを運び・貯めて・賢く使う
【教員】杉山正和- 【概要】カーボンニュートラルを実現するためには、太陽光発電や風力発電など、太陽に由来するエネルギーから我々が利用可能なエネルギー(電力)に変換する「再生可能発電」をエネルギーシステムの主力として用いる必要があります。ただし、再生可能発電は私たちが必要とする場所とタイミングでは得られないので、電力を運んで貯めて賢く使いための仕組みが必要です。蓄電池や水素も、このために不可欠なアイテムです。このようなグリーンエネルギーを使いこなすための基礎的な知識を学びます。
- 【期間・形式・回数・時間】2023年3月24日(金) 14:00~17:00(3コマ)、3月29日(水) 15:00~18:00(3コマ)(オンライン)
【受講人数】200名
- 【詳細】詳細ページ
【終了した講座】
- 終了【講座番号】22A09
- 【講座名】脇町高校イノベーションプログラム
【教員】小松崎俊作 - 【概要】東京大学工学部・小松崎俊作准教授と、徳島大学教養教育院・北岡和義准教授、同高等教育研究センター・玉有朋子特任講師が連携して、各大学で開発・実践してきたアイディア創出手法を、徳島県立脇町高等学校の生徒向けに教授しています。本プログラム(原則オンライン)を、メタバース工学部においても受講できるようにしました。単発のワークショップと異なり、少し時間をかけてひとつひとつのテーマに関するアイディア創出に取り組みます。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年9月29日~2023年3月(オンライン、全7~8回、平日16:30-18:30)
- 【受講人数】15名
- 【詳細】詳細ページ
- 終了【講座番号】22A16
【講座名】理系思考を活かした企業のシゴト:丸井グループの理系社員と話そう
【教員】モデレーター:熊田亜紀子(東京大学工学系研究科 教授)/登壇者:丸井グループ社員2名 - 【概要】
皆さんは理系を選択した先にどのような将来を思い浮かべますか?
デジタルが当たり前の社会で、理系人材は、企業から求められています。
本講座では、丸井グループの理系出身の若手社員を招き、中高生時代の進路、大学時代の就職活動や会社での仕事の体験談などをお伝えするトークセッション、実際に企業で行っているデータ活用を体験するワークショップを通じて、理系を活かした「企業のシゴト」についてあれこれご紹介します。
- 【期間・形式・回数・時間】第1回:2023年2月25 (土)13:00~14:00 第2回:2023年3月11(土)13:00~14:00(オンライン/zoom)
- 【受講人数】50名程度★大幅に超える場合などはお申し込み内容を踏まえ、受講可否をメールでご連絡します。その際、受講可能となった方には、受講方法(ZoomのURL等)をご案内いたします。
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A07
終了【講座名】イノチャン in メタバース工学部- 【教員】小松崎俊作
- 【概要】東京大学工学部社会基盤学科では、本学で発展させてきたイノベーション教育の方法を体験していただくとともに、特定の社会的課題やテーマに関するアイディア創出を競う大会、「全国高校生社会イノベーション選手権」(通称・イノチャン)を2018年から開催しています。「イノチャン in メタバース工学部」は、過去大会で実施したワークショップを抜粋したシリーズです。複数のワークショップを通して経験することで、アイディアを生み出す方法論をより深く学んでいただけると思います。参加者はチームを組んでワークショップに取り組みますので、アイディア創出手法や社会イノベーションに関心のある高校生には交流の場にもなると期待しています。
【期間・形式・回数・時間】2022年10月~2023年3月(オンライン、全3回)
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A11
終了【講座名】デザイン✕工学 Part 1, 2
【教員】中尾政之、柳澤秀吉、長藤圭介
【概要】(Part 1)~中高生対象 各分野で活躍する「デザイナ」の話を聞こう!~
「デザイン」と聞くと、図工や美術の授業を思い浮かべるでしょう。でも、社会をよくしたり、人々を幸せにするための「モノづくり」すべてがデザインなのです。そして、それを実現する学問が「工学」です。「デザイン×工学」Part 1では、隈研吾先生、スプツニ子!先生をはじめ、工業製品・建築・アート・ウェブ・ファッションの各分野で活躍される「デザイナ」のお話を聞きます。
デザインの範囲は、モノの機能だけでなく、使いやすさ、美しさ、五感や感情に訴える良さ、共感といった感性を含みます。デザイン✕工学 Part 2では、こうした感性への科学的・工学的なアプローチを知るとともに、思いを形にするワークショップを行い、右脳と左脳を使ったデザインのプロセスを体験します。- 【期間・形式・回数・時間】2022年11月~12月(Part 1 全5回、Part 2 全5回)
- 【受講人数】Part 1 人数制限なし、Part 2 検討中
- 【詳細】
Part 1 詳細ページ
Part 2 詳細ページ
【講座番号】 22A15
終了【講座名】バーチャル教室でディジタル回路を学ぼう
【教員】入江英嗣
- 【概要】この講義では、実際に電子情報工学科での授業で用いられているバーチャル教室での講義を体験できます。オンラインの利便性そのままに、対面授業と同じか、それ以上の表現力を有するVR空間授業。様々なギミックを活用して授業がどう変わっていくか、ディジタル回路の授業を例に、実演します。Zoomでの視聴の他、VRChatアカウントがあればVR機器の有無に関わらずVR教室へ入室して受講体験が可能です。
- 【期間・形式・回数・時間】
第1回 12月18日(日) 17:00-18:00
第2回 12月25日(日) 17:00-18:00
(オンラインVR/Zoomハイブリッド形式、全2回、1回1時間) - 【受講人数】300名(VRChatからバーチャル教室への入室は先着順20名ほどを予定)
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A13
終了【講座名】メタバースを作ろう
【教員】相澤清晴、稲見昌彦、葛岡英明、雨宮智浩、青山一真、伊藤研一郎
- 【概要】東京大学工学系研究科が連携部局として参画するバーチャルリアリティ教育研究センターは、学内でのメタバースを運営するとともに、操作方法や作成方法などのワークショップを実施しています。本講義ではメタバースの根幹技術であるバーチャルリアリティ(VR)の最先端の研究紹介と、自分好みのVR空間・メタバース空間(ワールドやシーン)を作成する演習を行います。この講義ではバーチャル空間「Hubs」や「Spoke」を利用します。講義では最後に各受講生の作品の体験会を行います。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年11月1日~12月25日(オンライン、全5回、1回1時間)
- 【受講人数】100名
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A03
終了【講座名】スマホで脈波を測ろう
【教員】中川桂一
- 【概要】パルスオキシメータという装置をご存じでしょうか。血液の中にある酸素の量(酸素飽和度)を測定する医療機器で、特に近年ではコロナウイルス感染症の症状を簡易にモニタリングできる重要な装置となっています。この講座では、皆さんにご自身のスマートフォンを用いて、パルスオキシメータの基となる脈波計測に挑戦してもらいます。計測工学や医用工学に触れ、皆さんが今学校で学んでいることが工学を通してどう医療や生活に役立っているのか、実感してみましょう。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年12月26日午後、2022年12月27日午後を予定(オンライン、全2回、1回4時間)
- 【受講人数】16名程度
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A12
終了【講座名】起業入門 ~困っていることを解決しよう~
【教員】吉田塁【概要】起業って自分には関係ないと感じていませんか? 実はそうでもないんです。現在起業しやすい環境が整ってきていますし、起業において大切な、課題を発見して解決する力は起業にとどまらず会社や大学でも大いに役立ちます。
本講座を通して「起業も自分の未来の選択肢になりえるんだ」「起業のプロセスで学べることは幅広く役立つんだ」ということを感じてもらえればこの講座は大成功です。そのため、起業に興味があって詳しく知りたい人はもちろん、起業に興味がなかった人も是非お気軽に参加してもらえれば嬉しいです。- 【期間・形式・回数・時間】2022年10月2日~11月12日(オンライン、全5回、1回 60分、基本的に毎週日曜)
- 【受講人数】制限なし
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A14
終了【講座名】化学システム工学入門
【教員】杉山 弘和、林 勇佑
- 【概要】化学システム工学は、複雑な化学現象を「要素」と「プロセス」からなる「システム」として捉えて、上手に扱おうという学問です。本講座では、「家の断熱を良くするには?」「こんにゃく球に味が染みるまでの時間は?」「PETボトルのリサイクルは環境に良いのか?」といった身近なテーマを取り上げながら、化学システム工学の基礎を学びます。現象の数学的整理をしつつ、結果をPC上で確認する事で、理論と実践を、手を動かしながら学びます。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年11月8日(火)16時30分~18時、2022年11月22日(火)16時30分~18時、2022年12月20日(火)16時30分~18時、全3回、オンライン
- 【受講人数】40名
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A06
終了【講座名】オンラインホワイトボードを用いたアイデア発想講座
【教員】杉上雄紀
- 【概要】オンラインホワイトボードMiroを使ったグループワークで、短時間で4コマ漫画を描いたり、新しいアイデアを発想したり、チームで定例ミーティングする際のコツを学んだり。オンラインでの発想力・協働力が問われる時代に使えるスキルを楽しく学びます。ソニーと東大・東京藝大の社会連携講座の出張講義で、現役のソニーの社内起業家が講義を行います。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年10月下旬~11月上旬(オンライン、全3回、各回1.5時間)
- 【受講人数】30名
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A05
終了【講座名】新潟東高校イノベーション教育入門集中講座
【教員】小松崎俊作
- 【概要】東京大学工学部で発展させてきたイノベーション教育の方法についての入門講座を、新潟県立新潟東高等学校において2日間の集中形式で開講します。これをメタバース工学部でも受講できるようにしました。誰もが新しいアイディアを生み出しやすくなる取り組み方、考え方とはどのようなものか。また、目指すべき社会イノベーション、人間中心イノベーションとはなにか。導入講義とワークショップを通して、イノベーション教育の入り口を体験していただけます。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年10月29~30日(オンライン、全2回)
- 【受講人数】15名
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A04
終了【講座名】デジタルファブリケーションでオリジナルUSBメモリを作ろう
【教員】大竹豊
- 【概要】3Dプリント技術によるパーソナルファブリケーションをオンラインで体験できます。3Dスキャンでデジタル化されたオブジェクト(置物やフィギュアなど)をコンピュータ上で編集し、市販のUSBメモリに付けるカバーをデザインして3Dプリントにより造形します。3Dプリント・スキャンの様子はオンライン中継、造形した現物は後日郵送を予定しています。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年11月12日(土)と11月19日(土)の13:00~17:00(オンライン)
- 【受講人数】12名
- 【詳細】詳細ページ
【講座番号】22A02
終了【講座名】未来の原発をデザインしよう
【教員】村上健太、斉藤拓巳、小宮山涼一【概要】様々な要素が複雑に影響しあう「総合工学」の分野で、どのようにイノベーションを起こせるか一緒に考えます。プログラムは調整中ですが、次の4回からなるコースを予定しています。
(1)バーチャル原発見学会:原子力発電について知る
(2)模擬講義:エネルギー問題、原子力安全などの「境界条件」を考える
(3)グループワーク:「何を目指すべきか」を話し合い、新しい原発のコンセプトを考える
(4)発表会:検討結果をプレゼンし、優秀なアイディアを表彰する【期間・形式・回数・時間】2022年10月28日〜11月18日
(金18−20時)(オンライン・一部ハイブリッドの可能性あり、全4回、1回2時間以内)
【受講人数】20名程度【詳細】詳細ページ
【参加可能な講座】
ジュニア向けに作られているわけではありませんが、中高生も参加可能な講座を記載します。
終了【講座名】グローバル消費インテリジェンス講座
(監修: 松尾豊)- 【概要】大量のデータを自由自在に解析・分析し、隠れた関係性を発見する。
そのようなスキルを身につけた「データサイエンティスト」に対する需要は、工学分野のみならず、医療・経済・経営・ライフサイエンスなど非常に多くの分野で高まる一方です。
本コースでは、あらゆる分野で武器になるデータの解析・分析スキルを身につけます。
分析結果を効果的に可視化する技術、機械学習の基礎、データベースの扱い方、さらには、クラウドでの開発
今回のサマースクールでは、宇宙開拓の扉を開こうとしている東大工学部の教員と学生が、研究と学びの面白さを語ります。- 【期間・形式・回数・時間】2022年8月21日
- 【受講人数】―
- 【期間・形式・回数・時間】2022年10月~2023年3月
- 【受講人数】2000名程度(抽選制)
- 【詳細】詳細ページ
【3】イベント一覧
ジュニア向けの単発イベントを記載します。
・過去のイベント
【講座名】中高生向け工学部サマースクール
「宇宙を拓く」【概要】宇宙空間は、 地上から遠く切り離された観測対象や未踏領域ではなく、地上から連続する人類の日常的な活動領域へと変貌しつつあります。
- 【詳細】詳細ページ
YouTubeに動画を公開しました。
- 【講座名】工学部のリアル
- 【概要】東京大学工学部では、CREATE THE FUTUREと題し、若き研究者たちが衝動と未来を語る動画メディアを配信しております。CREATE THE FUTUREに登場した4名が、熱い思いを皆様にお伝えしました。
- 【期間・形式・回数・時間】2022年6月5日
- 【受講人数】―
- 【詳細】詳細ページ
- 【講座名】工学部のリアル2
- 【概要】
「東大工学部のリアル」第二弾です。学生・卒業生3名に「東大工学部のリアル」についてお話し頂きます。「建築デザイン」、「ポリマー科学」、「レーザー加工」などの面白い研究に情熱を注ぐ方々です。是非皆さんと交流してもらいたいと思います。さらに、「スピントロニクス」、「AIによる自然言語処理」、「次世代サイバーインフラ」の第一人者の先生3名にもお話し頂きます。今回はオンラインで参加する方々からも質問を受けたりしながら、より広く交流して楽しい会にしたいと思っています。 - 【期間・形式・回数・時間】2022年10月9日(日) 13:00-16:10
- 【受講人数】―
- 【詳細】詳細ページ
【4】問い合わせ先
メタバース工学部事務局(東京大学大学院工学系研究科内)