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2019.01.11

【若手研究者紹介:015】化学システム工学専攻 山田・大久保研究室 大久保 將史准教授

 

経歴
2000年 東京大学 教養学部 基礎科学科 卒業
2005年 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 博士課程 修了 (博士(学術))
2005年-2006年 Universite Pierre et Marie Curie 博士研究員
2006年-2007年 産業技術総合研究所 博士研究員
2007年-2009年 中央大学 理工学部 応用化学科 助教
2009年-2014年 産業技術総合研究所 研究員、主任研究員
2014年-現在 東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 准教授

<研究について>
2015年に国連が採択したSDGs (Sustainable Development Goals)は、世界が直面する課題を集約したものです。この中の目標7として、「すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」が挙げられています。この目標を達成するためには、電気を蓄えて、消費者にオンデマンドで供給するデバイス、すなわち、「蓄電デバイス」が必要です。スマートフォンに使われているリチウムイオン電池は、蓄電デバイスの一例です。
私の所属する化学システム工学専攻、山田・大久保研究室では、「手ごろで信頼でき、持続可能な」蓄電デバイスの開発に取り組んでいます。例えば、希少な元素であるリチウムを資源量が豊富なナトリウムに置き換えたナトリウムイオン電池、高速充電できるキャパシタ、などです。構成する一つ一つの元素の性質を生かし、効率良く電気を蓄える物質をデザインすることで、より良い蓄電デバイスの提案を行っています。

 

 


<今後の抱負>
世界が直面する課題を化学の力で解決できるように、特に、エネルギー問題の解決に蓄電デバイスの開発を通じて貢献したいと考えています。

山田・大久保研究室:http://www.yamada-lab.t.u-tokyo.ac.jp/
Press Release:http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe/press/setnws_20160419131659224295747040.html