工学部長あいさつ

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工学部長あいさつ

染谷隆夫

 

「工学は、夢を描き、未来をつくる」

東京大学大学院工学系研究科長・工学部長
染谷隆夫

ようこそ、東京大学大学院工学系研究科・工学部のホームページへ!

工学は、人類の福祉、健康、安心・安全のために新しいモノやコトをつくる学問体系です。東京大学工学部は、1886年に帝国大学工科大学として誕生して以来、時代とともに変化する社会の要請に応えるため、常にダイナミックに変化してきました。

現代社会が直面する問題は、差別や貧困、気候変動、社会の超高齢化、そしてウイルス感染症など複雑さと困難さを増しています。私たちは、サステナビリティを第一に考え、グローバルコモンズを守り育てるとともに、限りある地球資源を大切にし、環境に負荷を与えない社会への変革を先導します。同時に、人間の多様性を尊重し、一人ひとりの個性を活かすインクルーシブな社会の実現を目指します。

工学が真に人類の福祉へ貢献することを目指し、工学系研究科は18 専攻、11附属施設(2機構、9センター)、工学部は16学科で構成され、約540名の教員と約220名の事務・技術職員が所属し、日夜研究・教育に励んでいます。また、約2,200名の学部学生、約2,300名の修士課程学生、約1,100名の博士課程学生が工学を学び、研究活動を進めています。

工学は、基礎科学を追究する分野、追究して得た知識を活用して社会実装を主導する分野、新しい融合領域を開拓する分野など様々な分野で構成されています。私たちは、ダイバーシティ推進・若手支援・知識融合を主軸として、国際的に卓越した工学研究を推進し、知識集約型社会における価値創造に貢献します。

社会の要請に応えるため、伝統と革新のバランスがとれた工学教育により、深い専門知識・アントレプレナーシップ・公共的かつ国際的な視野を涵養し、イノベーションを先導する知のプロフェッショナルを育成します。eラーニングやアクティブ・ラーニングの手法を取り込むことによって、学びたいときに学びたい科目をバランスよく履修できる教育環境も整備しています。また、社会に出てからも常に学び続けることが必要となっている現在の状況を踏まえ、リカレント教育、ライフ・ロング・ラーニング、社会人の学びを支える教育プログラムを充実させ、社会と大学の新たな関係を構築します。

これらの研究・教育を通した様々な社会貢献によって、未来の社会を切り拓いていくことが工学系研究科・工学部の担う社会的な責務です。社会ニーズをスピーディーに捉えつつ、アカデミアでしかできない多様な時間軸の大きな挑戦を実行できるように、研究教育基盤の強化・財源の多元化・規則の現代化を推進していきます。

工学系研究科・工学部は、皆さんとともに、未来を切り拓く最前線を担っていきます。