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国際原子力機関 Greg RZENTKOWSKI博士 講演会 2/13(月)開催

 

このたび東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻では、2月13、14日の両日、IAEA原子力安全・セキュリティ局原子力施設安全部部長であるGreg RZENTKOWSKI博士をお招きして講演会を開催致します。本講演会では、福島第一原子力発電所事故を受けた原子力安全に関わる課題を含め、国際原子力機関における原子力安全に関わる国際標準策定等の活動の意義も交えてお話いただきます。講演会の後には、対話の機会も設ける予定です。

Greg RZENTKOWSKI博士は、1995年からカナダの原子力安全委員会(CNSC)の委員となり、原子炉規制局(Directorate of Power Reactor Regulation)局長をつとめました。2015年には、福島第一原子力発電所事故後のカナダの規制の取り組みが高く評価されGEORGE C. LAURENCE AWARD FOR NUCLEAR SAFETY賞を受賞されています。2015年からは、国際原子力機関(IAEA)原子力安全・セキュリティ局原子力施設安全部部長をつとめられており、IAEAの安全基準の策定、世界各国の技術指導、安全に関わる条約の発布などの責任者としての役割を担われています。奮ってご参加下さい。

 

【日時】:2017213()14時~17時、14()10時~17時(途中昼食休憩あり)
【場所】:東京大学 福武ホール地下2階ラーニングシアター (http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

【内容】:
・世界各国の原子力安全強化に向けた課題
IAEAの安全基準の全体像
IAEA基本安全原則と安全用件
IAEA安全基準の概要(法規制の枠組み、立地、設計、運転、許認可、規制による検査、安全評価)
・重要トピックス(リーダーシップとマネジメント、設計要件の具体化、リスク情報を活用した意思決定、計装制御)

【言語】:英語
【対象】:学生、技術者、研究者
【参加申込】:参加ご希望の方は、 hrd@safety.n.t.u-tokyo.ac.jp までお申し込みください。