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開催報告
開催日:2007年3月10日
工学部広報アシスタント 坂田修一(マテリアル工学科 3年)
日本の将来を担う高校生に工学の魅力を知ってもらうため、東京大学工学部では「工学体験ラボ(T-Lab)」を定期的に開催している。3月10日に行われた第3回は、「のぞいてみよう!社会を支える最先端エレクトロニクス〜電気・電子・情報インサイド」と題し、セミナーと実験、クリーンルーム見学が行われた。
第一部では、新領域創成科学研究科の柴田直教授が新しい物理学と電気・電子・情報工学の歩みについて概説した。また、大学での勉強は、教科書にのっていることだけでなく、教科書にのっていない新しいものを発見することと説明し、その例として、先生の右脳的コンピューターの研究を解説した。高校生は未知の領域への挑戦に目を輝かせていた。
第二部では、2つの班に別れ、実験が行われた。三田助教授の実験では、光通信の実験を行った。班を送信機作製グループと受信機作製グループに分け、フォトダイオードやLEDなどの電子部品をはんだごてを用いて、プリント基板上に配線した。初めて電子工作をする高校生もいたが、先生に積極的に質問し、実験機を完成させていた。携帯音楽プレーヤーを接続し、光ファイバーを通して音楽が送信された時、会場から歓声が起こった。
峯松助教授の実験では、コンピューターを用いて音の物理について、実験、検証を行った。高校生たちはコンピューターに向かってさまざまな声を発し、コンピューターに表示される波形の違いを楽しんでいた。また、音の物理の応用として、英語の発音診断を行った。高校生は診断カルテをみて、英語の発音の奥深さに気付かされたようだった。
実験の後は、「T lounge」を離れ、浅野キャンパスにある武田先端知ビルのスーパークリーンルームを見学した。クリーンルーム内の大きい装置や、宇宙服のような服装に高校生は驚き、積極的に質問していた。
最後に、「T lounge」に戻り、現役学生とのコミュニケーションタイムが設けられた。高校生は、大学生の勉強や研究について、様々な質問をしていた。
工学体験ラボ(T-Lab)はこれからも各分野で開催される。工学部の最先端の研究を東大教員から学べる貴重な機会なので、ぜひ参加してみてほしい。

【写真】柴田先生のレクチャーの様子(11号館T-Loungeにて)

【写真】実験の様子(トランジスタの実験)

【写真】電子工作をしている様子(トランジスタの実験)

【写真】音声分析実験の様子

【写真】スーパークリーンルームの見学
参加者の声
(日本語のみ)
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