進学ルートマップ 【進学・研究のステップアップと工学教育】


東京大学では、入学して最初の2年間を前期課程、後の2年間を後期課程と呼んで区別している。

リベラルアーツ教育を重視した前期課程では、すべての学生が駒場キャンパスにある教養学部に在籍し、基礎科目・総合科目・主題科目の3層からなる授業を受講する。さまざまな学問領域に触れた上で、2年生の中間点で3年次に進学する後期課程の学部学科の決定を行う。これを「進学振分け」と呼ぶ。

進学振分けにあたり、各学部・学科は「指定科類枠」と「全科類枠」を設け、理科1類のほか、理科2、3類などからも進学できる定員を設定。最近の学際的研究には、分野横断的な広い視野が求められることも多く、文科各類から工学部への進学も増加している。

工学の使命は、科学により知識を産み出し、テクノロジーの革新に挑戦し、社会と環境に責任を持ちながら人類社会を豊かにすることにある。「工学」が扱う領域は基礎科学から社会システムに至るまで、ますます広く複雑になってきており、大きな変化を社会にもたらしている。これらの変化は、すべて人間が生み出した知識とそれを活用する人間の意思の結果であり、この意思を実現する体系が「工学」だ。

工学部には、現在16の学科があり、その構成は実に多彩で幅広い。各学科では、講義・輪講、課題解決型の演習、実験、工場実習、設計演習、現地調査、プロジェクト演習、卒業研究、卒業設計等、多様な教育手法を駆使して、複雑な、しかし多彩な魅力にあふれる「工学」を教授する。また、卒業研究等では、大学院と一体となっている研究室で、文字通り世界をリードする最先端の研究に触れ、知の創造の面白さを学ぶこともできる。こうした教育を通じて、研究者としての基礎知識・素養を身につけ、問題発見力と問題解決力を磨き、人類社会の持続と発展に貢献できる人材を育成している。

  1. 学部前期課程(1、2年)
  2. 学部後期課程(3、4年)
  3. 修士課程
  4. 博士課程

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