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システム創成学専攻 薛鵬さん(D2)、烏園園さん(D3)、朱政陽さん(M2)、王邱珺さん(M2)が 2023年SAMPE学生ブリッジコンテスト世界大会 で優勝されました

 

2023年4月19日、システム創成学専攻 髙橋・万研究室の薛鵬さん(D2)、烏園園さん(D3)、朱政陽さん(M2)、王邱珺さん(M2)が「2023年SAMPE学生ブリッジコンテスト世界大会」で優勝されました。

 

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SAMPE(Society of Advanced Materials and Process Engineering)

学生ブリッジコンテスト世界大会は繊維強化複合材料による橋の軽量性を競う年1回の大会で、強化繊維の種類と橋の形状により8つのカテゴリーに分かれており、東大チームが2023年のカテゴリーB(炭素繊維を用いた中空長方形断面梁部門)で優勝しました。研究室としては2年連続の優勝となります。

 

受賞された研究・活動について

この世界大会には日本大会の優勝チームが日本代表として派遣されるもので、高橋・万研究室は過去4年連続で日本大会を制し、昨年の世界大会でも優勝しました。炭素繊維の異方性を活用したFEMによる最適構造設計の後に手作業で成形と評価試験を何度も繰り返し、外観と音診断から強度のバラツキが最も小さいと推定された勝負橋で世界大会に臨みました。

 

今後の抱負・感想等

この度、このような賞をいただき大変光栄に思います。今回の受賞にあたり様々なサポートをしてくださった研究室の方々に深く感謝いたします。現在我々ができるベストを尽くした作品で挑みましたが、入賞常連の世界の強豪大学を抑えての優勝は運にも味方された結果と考えています。今回これらの強豪大学と交流して貴重な気付きやアドバイスを得ることができましたので、今後もデザインと成形技術をさらに改善して研究室の後輩に伝えていきたいと思います。