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化学生命工学専攻 栗山翔吾さんが第3回 JACI/GSCシンポジウムにおいてGSCポスター賞を受賞されました

 

化学生命工学専攻の栗山翔吾さんが、第3回JACI/GSCシンポジウムにおいて、GSCポスター賞を受賞されました。この賞は、第3回JACI/GSCシンポジウムにおけるポスター発表の中で優秀なポスター発表者に対して贈られる賞です。

 

 

<受賞された研究について>

工業的アンモニア製造法であるハーバー・ボッシュ法は、高温・高圧の反応条件を必要とするエネルギー多消費型プロセスであるため、温和な反応条件下での触媒的窒素固定反応の開発が求められている。本研究では、常温・常圧という温和な反応条件での窒素分子からのアンモニア生成反応の触媒となる新たなモリブデン窒素錯体の合成に成功し、緻密に触媒を設計することで現在までで最も高活性な触媒となることを見出した。

<今後の抱負・感想>

今回このような賞を受賞できたことを、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、丁寧なご指導をいただいた西林仁昭准教授をはじめ研究室のみなさまにこの場を借りて感謝申し上げます。