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鈴木 雄二 教授が IEEEのFellowに認定されました

 

IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)フェローとは、40 万人を超えるIEEE 会員にとって最も栄誉ある称号で、Senior Member の中でも、大きな価値をもたらす科学技術や工学の進歩もしくは応用分野にて重要な貢献をした研究者・技術者に与えられます。

IEEE フェローの選考にあたっては、Nominator、Referee 最大5名、Endorser 最大3名が学会本部に推薦書類を提出し、さらに当該候補者の活躍する分野をカバーするSociety の意見が加えられ、本部に設けられたフェロー審査委員会が厳格な審査が行われます。IEEE フェローに昇格する人数は年間で投票権を持つ会員総数の0.1%未満です。

 

 

<受賞された研究・活動について>
エレクトレット材料の開発(およびそれを用いた環境発電デバイスへの応用)

 

<今後の抱負・感想>
この度、IEEE のFellow に認定していただきました。これまで、量子化学計算を用いた新しいポリマーエレクトレットの開発、高制御性の荷電方法の提案、エレクトレットを用いた環境振動発電デバイスの創成などを進めてきました。今回、これらのIEEE Dielectrics and Electrical Insulation Society に関連する研究成果を評価頂いたものと考えております。この場をお借りして、これまで様々な形で、ご協力、ご支援をいただいた、諸先生方、産業界の方々、卒業生を含む多くの研究室メンバーに厚く御礼を申し上げます。今後、エレクトレットを中心とする環境発電デバイスに関する研究教育と、そのIoT への展開などによる社会貢献に、より一層尽力する所存です。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。