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東京大学名誉教授、岡部篤行氏が 2018年 国際地理学連合Laureat d’honneur awardsを受賞されました

 

1922年に設立された地理学に関する世界最大規模の学術連合である国際地理学連合のLaureat d’honneur awardsは、国際的規模で地理学の発展に貢献し、また同連合の活動に顕著な役割を果たした人に与えられる賞です。
岡部教授は、国際地理学連合(IGU)の日本国委員会、IGUの数学的モデル研究委員会、国際地理情報科学会議、欧州地理情報システム協会に大きな貢献をし、またIGU京都国際地理学会議の組織化や日本の地理情報システム学会の組織化にも大きな役割を果たして、アジアの地理情報学会を含む国際的学術交流を大きく推進しました。これまでに11の国際的地理学術誌の編集長や編集委員を務めており、著書には国際学術誌で5,900以上引用されているSpatial Tessellations、ワールドブック賞を得たIslamic Area Studies with GIS、地理的分析の新開地を開いたSpatial Analysis along Networksなどがあります。2007年には米国地理学会で岡部氏を称える集会も行われました。