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精密工学専攻 河野仁さんらが 第16回公益社団法人計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会に於いて SI2015優秀講演賞 を受賞されました

 

2015年12月16日、精密工学専攻 河野仁さん、田村雄介 特任准教授、山下淳 准教授、淺間一 教授らが、第16回公益社団法人計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会に於いて SI2015優秀講演賞 を受賞されました。

この賞は、システムインテグレーション部門講演会において発表された全ての発表を対象として審査を行い、講演会実行委員会が優秀講演賞を選出します。受賞者には表彰状が贈られました。

 

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<受賞された研究・活動について>
災害対応や宇宙探査など、極限環境で活躍するロボットシステムが多く研究されている。極限環境は人間が容易に立ち入ることが出来ず、ロボットシステムの修理を行うことが難しいため、耐故障性の議論が重要である。これまでの故障診断システムでは、中央集権的なことや事前に運動・環境モデル設計が必要なことが問題点として挙げられる。そこで、本研究ではロボットシステム内のコンポーネントを対象として、複数の学習機能を有する小型故障診断機を用いた分散協調型故障診断手法を提案し、計算機実験により3種類の故障状態を検出可能であることを示した。

 

<今後の抱負・感想>
優秀講演賞という素晴らしい賞を頂くことができ、大変うれしく思います。今後、本研究がロボット技術の普及と発展に寄与できるよう、引き続き精進していきます。