運営会議メンバー

宮本 英昭   MIYAMOTO Hideaki 

Prof.Miyamoto

- 大学院工学系研究科 研究科長特別補佐
- システム創成学専攻 教授

 

主な担当

広報室長

 

研究概要

人類の宇宙開発は、宇宙資源の利用により爆発的に進歩すると予想しています。私は近い将来の宇宙資源利用に関する基礎研究を行っており、そのためJAXAやNASA、ESAなど宇宙機関が進める太陽系探査計画に計画段階から参加し、小惑星や火星、金星、衛星などの表面地質や形成・進化プロセスを調べています。現在は特に火星衛星探査計画(MMX)や月極域探査計画(LUPEX)、月資源探査計画(TSUKIMI)の準備を進めていますが、さらに内外の民間会社とも共同で月や小惑星の物質を実際に利用する実証実験を行おうとしています。

略歴

 

1995年3月
東京大学理学部地学科　卒業
1997年3月
東京大学大学院理学系研究科地質学専攻修士課程 修了
1999年3月～2006年10月
東京大学大学院工学系研究科地球システム学専攻 助手
2000年9月
博士（理学）取得（東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻）
2002年8月～2004年8月
アリゾナ大学月惑星研究所 客員研究員
2006年11月～2007年3月
東京大学総合研究博物館 助教授
2006年11月～2007年3月
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 助教授
2007年4月～2016年11月
東京大学総合研究博物館 准教授
2007年4月～2016年11月
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 准教授
2009年4月～2016年11月
東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻 准教授
2008年9月～現在
米国惑星科学研究所 上級連携研究員
2016年12月～現在
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授
2016年12月～現在
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 教授
2019年4月～2021年3月
JAXA宇宙科学研究所 客員教授
2021年4月～2023年3月
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 専攻長
2023年2月～現在
アデレード大学 客員教授

主な受賞歴

  • 2008　SDA賞 空間・環境表現サイン部門

  • 2010　朝日賞（はやぶさプロジェクトチームとして）

  • 2011　SDA賞 空間・環境表現サイン部門

  • 2012　DSA企画研究特別賞

  • 2021 東京大学総長表彰（オンライン授業・ハイブリッド授業のグッドプラクティス）

主な論文

  • Watanabe, S. et al, Hayabusa 2 arrives at the carbonaceous asteroid 16217 Ryugu-A spinning top-shaped rubble pile, Science, 364 (6437) 268-272, 2019

  • Ohtake, M. et al., The global distribution of pure anorthosite on the Moon, Nature, 461 (7261), 236-240, 2009

  • Haruyama, J. et al., Lack of exposed ice inside lunar south pole shackleton crater, Science, 322 (5903), 938-939, 2008

  • Miyamoto, H., et al., Regolith migration and sorting on asteroid Itokawa, Science, 316 (5827) 1011-1014, 2007

  • Saito, J., et al., Detailed images of asteroid 25143 Itokawa from Hayabusa, Science 312 (5778) 1341-1344, 2006

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