「工学」それは意思を実現する体系

専攻紹介

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システム創成学専攻

工学知を統合し、自然や社会と調和のとれた革新的な「システム」の実現を目指します

急速にグローバル化し、加速的に複雑化している現代社会において噴出する様々な課題を解決するためには、対象を構成する基本要素を抽出、分析するといった旧来型の工学的貢献だけではなく、ものごとを多面的、俯瞰的視点から捉えるシステム思考が重要となってきています。
平成20年4月に新しく設置されたシステム創成学専攻では、人間、人工物、自然をとりまく様々な現代的課題に立ち向かいながら新しい価値の創出やシステムのイノベーションを実現し得る人材を輩出するために、システム科学を基礎として工学知を統合し、革新的なシステムの実現のための原理と方法論に関する教育・研究を展開していきます。

教員紹介

この専攻の教員紹介はこちらをご覧ください。

分野、コース

システム創成学専攻では、次の4つの重点分野について教育と研究活動を展開していきます。

人工物ネットワーク 多数の人工物で構成されるシステム(System of Systems)を対象に、全体最適化、ライフサイクル、および個別要素の設計、製造、運用を高度にマネジメントするための方法論を確立することによって、ものづくりの新たな視点を確立し、新しい価値を創出するための工学についての研究・教育を展開します。
グローバル循環システム グローバル社会における資源やエネルギー、人や製品をはじめ、情報、価値、サービス等の循環により形成されるグローバル循環システムを対象に、これらの循環要素を多面的、俯瞰的に捉え、自然、人間、社会、人工物の共生を達成し得るグローバルで高付加価値の循環システムに関する研究・教育を展開します。
社会経済システム 人間の認知・心理や行動決定に関する知見と、社会経済現象の数理に関する知見を基礎として、人間行動を明確化し、数理モデルに基づくシミュレーション等を活用することによって社会経済システムに関わる制度や機能の設計、実現や活力ある豊かな社会の実現に貢献する工学についての研究・教育を展開します。
先端知デザイン 最新の科学的知見や最先端の技術イノベーションを駆使し、既存システムを根本から再構築することにより、新たな機能をもつ革新的システムの創出が期待できます。そこで、先端的工学知や他分野との境界領域に発生した工学知の活用、さらにそれらを複数組み合わせることによって新たな工学知を生成することによるシステム創成の方法論につい て研究・教育を展開します。

教育

教育目的 本専攻では、俯瞰的視点とシステム思考に基づき戦略的に意思決定を行う能力、特定専門分野におけるアナリシス能力を備え、俯瞰的視点から先端的要素技術の開発ができる人材、革新的なシステムの創出に寄与できる人材の養成を教育目的とします。修士課程においては、特定工学分野の基礎が確立できているとともに、システム科学の概念と方法論について十分に理解し、社会の各分野でシステム創成学の専門家として活躍できる人材の養成を主眼とします。博士課程においては、さらに現実世界の中から自ら課題を発見し、その解決に向けてプロジェクトを企画立案し、そのプロジェクトの中心的なメンバーとして自己の専門知識と技能を有機的に活用して解決する能力を有するシステム創成学の高度専門家を養成するとともに、その一連のプロセスを科学的に分析し普遍化することのできる研究者を養成します。
期待される卒業生像 グローバル社会における資源やエネルギー、人や製品をはじめ、情報、価値、サービス等の循環により形成されるグローバル循環システムを対象に、これらの循環要素を多面的、俯瞰的に捉え、自然、人間、社会、人工物の共生を達成し得るグローバルで高付加価値の循環システムに関する研究・教育を展開します。
コアコンピタンス
  • 問題の本質を領域横断的、俯瞰的、かつ体系的に捉えるシステム思考能力。
  • 複雑な現実問題を数理的、実証的アプローチが適用できる形にモデル化して解決する能力。
  • 工学の特定専門分野において専門家として認知されるに十分な知識と技能。
  • 自己を磨きつつ社会の中で人と関わりながら活躍できる人間力。

進路

本専攻で培われた知識や経験は、あらゆる分野に応用することができるため、様々な分野において卒業生の活躍が期待されています。卒業生の就職先は、機械、資源のような職種ばかりではなく、情報・通信、商社・金融に至るまで多岐に及んでおります。平成24年度の就職先は、情報・通信(22%)、商社・金融(18%)、機械・自動車など(17%)、資源・エネルギー(14%)、運輸(3%)、官公庁など(5%)、進学・その他(21%)でした。

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