バイオエンジニアリング専攻 大川 将志 さん（D3）が「ACB-ISBE 2022 Best Presenter Award」を受賞されました

2022年10月5日、バイオエンジニアリング専攻 大川 将志 さん（D3）が「ACB-ISBE 2022 Best Presenter Award」を受賞されました。

ACB-ISBE 2022 Best Presenter Award

インドネシア・バリで開催された国際会議 The 15th Asian Congress on BiotechnologyのOral Presentation において、最も優れた発表に贈られる賞です。

受賞された研究・活動について

「ECM-inspired hydrogel of hyaluronan-gelatin crosslinked via a novel Link module with transglutaminase reactive sequence」

世界的な高齢化に伴い、疾患の治療や失われた組織の再生が大きな課題となっています。再生医療・組織工学分野において、その解決策の一つとしてバイオマテリアルの開発が行われてきました。ここで治療においてはバイオマテリアルがいかに細胞機能を助けるかが鍵になります。そこで本研究では、細胞が機能を発揮する天然の足場である細胞外マトリックス(ECM)に着目し、ECM中のタンパクと高分子の架橋構造に基づいたバイオマテリアル開発を行いました。

今後の抱負・感想

国際会議の場でこのような賞をいただき、大変光栄に思います。研究を進めるあたり様々な助言をいただいた伊藤大知教授並びに太田誠一准教授、津本浩平教授、長門石曉特任准教授、田部亜季研究員に感謝いたします。受賞を励みに、今後も研究活動に邁進していきたいと思います。