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システム創成学専攻 小菅 直樹さん(2022年3月修士課程修了)らによる論文がOCDI Takeuchi Yoshio Logistics Awardを受賞されました

 

2022920日、小菅 直樹さん(システム創成学専攻 柴崎研究室、20223月修士課程修了)、柴崎 隆一 准教授(レジリエンス工学研究センター/システム創成学専攻兼担)、河内 昂輝さん(技術経営戦略学専攻修士1年)、新井 洋史さん(環日本海経済研究所)、中村 武史さん(東京海洋大学20223月修士課程修了)、LIU Leiさん(技術経営戦略学専攻博士研究生)による論文がTLOG 2022 conferenceにおいてOCDI Takeuchi Yoshio Logistics Awardを受賞されました。

 

fit1代理で賞状等の授与を受ける 河内 昂輝さん(技術経営戦略学専攻修士1年

 

OCDI Takeuchi Yoshio Logistics Award

2年に一度開催される物流・交通に関する国際会議 ( International Conference on Transportation and Logistics, TLOG Conference ) に投稿されたフルペーパーの中から最優秀であった論文に授与されるものです。

受賞された研究・活動について

Development of Multicommodity-type Global Logistics Intermodal Network Simulation Model Including Both Containerised and Dry Bulk Cargo(コンテナとドライバルク貨物の双方を考慮した多品目世界物流インターモーダルネットワークシミュレーションモデルの構築)」

従来柴崎研究室で全世界の国際コンテナ貨物を対象に構築してきたネットワークシミュレーションモデルに、国際貿易においてコンテナと並んで重要なバルク貨物(具体的には、鉄鉱石および石炭)も統合するというもので、海上輸送形態や貿易パターンが全く異なるものの陸上輸送ネットワークにおいては容量が競合する両者を、ロジカルに統合することができた点が評価されました。

今後の抱負・感想

この度は私の修士論文を取りまとめた論文がOCDI Takeuchi Yoshio Logistics Awardを受賞することができ、大変光栄に思っております。本受賞にあたっては、追加研究の実施や、論文の加筆・修正をしてくださった柴崎先生や河内君を始めとする共同執筆者の皆さんに多大なご尽力をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。私自身は既に就職し研究の場を離れておりますが、柴崎研究室のさらなる活躍を楽しみにしております。