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精密工学専攻 藤井 浩光さんらが ICAM2015 において ICAM 2015 Honorable Mention を受賞されました

 

2015年12月7日、 精密工学専攻 藤井浩光さん、山下淳 准教授、淺間一 教授らが、The 6Th International Conference on Advanced Mechatronics (ICAM2015)に於いて ICAM 2015 Honorable Mentionを受賞されました。

この賞は、日本の機械工学分野におけるロボット工学関連で伝統ある学会の1つである、ICAM2015において最も優秀な論文に与えられる賞です。

 

 

<受賞された研究・活動について>

本研究は、社会インフラの維持管理における打音検査の自動化に関するものです。近年、深刻化が進む社会インフラの老朽化に対して、検査対象物を打診した際の音の違いから異常を検出する打音検査が、その信頼性・効率性の観点から注目を集めています。受賞した研究では、従来人手で行われてきた打音検査における診断を自動化するための信号処理アルゴリズムを構築しました。また、画像処理技術などを併用して、診断と同時に異常個所を検出し可視化するための診断システムを構築しました。

 

 

<今後の抱負・感想>

研究成果が認められ、このような素晴らしい賞を頂けたことを非常に光栄かつ嬉しく思います。今後は本研究で得られた知見・技術を発展させ、社会インフラの点検・診断に貢献できるように努めていきたいと考えています。

 

URL:http://www.jubi-party.jp/icam2015/award.html