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東京⼤学 APET主催 第19回イブニングセミナー 『医療・診断技術の最新動向について』 開催 12/16(水)

 

ご案内:

第19回APETイブニングセミナーのテーマは『医療・診断技術の最新動向について』です。

電気の応用分野は,広い範囲にわたり利用されており,その役割はきわめて大きく,産業を支えるための電力・エネルギー・通信はもとより,医療の分野においても欠くことはできない技術となっています。これまでにもX線撮影,心電計・脳波計,超音波診断をはじめ,磁気共鳴診断装置(MRI),コンピュータ断層撮影(CT)などに既に利用されており,近年の医療診断・治療技術の基盤となる新たな応用分野においてもその利用が広まっています。

この新たな応用分野としては,高電圧放電を患部に照射して癌や怪我を治すプラズマ医療が、近年盛んに研究されており,すでに細胞実験や動物実験で効果は実証されており、ヨーロッパではヒトを対象とした臨床実験も行われています。小野先生からは,これらプラズマ医療に関する世界の研究動向についてご紹介いただきます。

また近年,脳に継続的にパルス磁界を与え刺激することによって,いくつかの神経疾患や精神疾患の症状が改善することが示され,治療への応用分野についても広がりをみせています。関野先生からは,このパルス磁界による脳刺激の原理と最近の動向を,技術的な側面からご紹介いただきます。

医療・診断分野への電気応用に関する最新動向を俯瞰できる良い機会ですので,どうぞ奮ってご参加ください。

 

プログラム:

16:30〜16:35 開会ご挨拶

東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター長 教授 日髙 邦彦

16:35〜17:15 プラズマ医療の研究動向

東京大学 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 准教授 小野 亮

17:15〜17:55 パルス磁界による脳の刺激

東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻 准教授 関野正樹

17 :55〜18:00 今後のご案内

18:00〜 懇談会(工学部2号館 展示室)

お申込URL:http://www.apet.t.u-tokyo.ac.jp/seninar.html#20151216

 

お問い合わせ先:

東京大学 先端電力エネルギー・環境技術教育研究センター(APET)

(担当:大熊,居村) Email: secretary@p-front.t.u-tokyo.ac.jp