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ポストコロナ社会の未来構想 ③   9月16日(水)

 

  COVID-19の感染拡大により国内においてもグローバルにおいても価値観の大きな変化が生じ始めています。この価値観の変化に対応するために大学における研究活動においても研究テーマの優先順位の見直しを進めています。東京大学大学院工学系研究科は、技術の社会実装を通じて社会に貢献することを主要な目的の一つとしており、Withコロナ・Postコロナの時代に向け、その研究開発活動の戦略変更を決断いたしました。
 これまでの研究開発活動を通じて蓄積してきた知見や技術を抗ウイルス商品やニューノーマルに対応した商品やサービスの開発に役立てること、ニューノーマルが常態化した社会における新たなビジネスチャンスを創出するため技術開発に研究リソースを集中すること、未知の感染症リスクを想定した社会システムを実現するための新たな研究テーマを探索すること、をテーマに企業、官庁、自治体の方々と広く意見交換する場として下記の公開シンポジウムを開催することを企画しました。

 

日時:2020年9月16日(水)13時30分~ (WEBサイトオープン:13時~)
場所:オンライン開催(ZOOM ウェビナー)   
プログラム(司会:社会連携・産学協創推進室 奥野 優子)
13:30-13:40 開会挨拶  藤井 輝夫(東京大学 理事・副学長)
13:40-14:20   基調講演  講師 藤本 隆宏 教授(経済学研究科)
       「デジタル化・感染症時代のサプライチェーン・ものづくり戦略」
14:20-15:20 ポストコロナ社会に向けた研究シーズ・アイデア紹介(各20分×3)
        ①医療・防疫領域   山東 信介 教授(工学系研究科)
        ②ニューノーマル領域 求 幸年 教授(工学系研究科)
        ③交通・都市領域   宮本 英昭 教授(工学系研究科)
15:20-15:35 休憩
15:35-16:05 ポストコロナ社会に向けた研究開発に対する東大への期待(各10分×3社)
        ①コマツ 専務執行役員 CTO 岩本 祐一 氏
        ②ダイキン工業株式会社 テクノロジーイノベーションセンター 担当部長 香川 謙吉 氏
        ③ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット 技術戦略統括 AI戦略室 室長   松田 慎一 氏
16:10-16:50 パネルディスカッション   モデレータ:加藤 泰浩 教授(社会連携・産学協創推進室長)
        ・パネリスト:染谷 隆夫 教授(工学系研究科長)、藤本 隆宏 教授(経済学研究科)、
               中尾 政之 教授(工学系研究科)
               岩本 祐一 氏(コマツ)、香川 謙吉 氏(ダイキン)、
               松田 慎一 氏(ソフトバンク)
16:50-17:05 今後の計画(企業、官庁、自治体の皆様との連携の進め方)説明
               脇原 徹 教授(社会連携・産学協創推進室)
17:05-17:10  閉会挨拶   染谷 隆夫 教授(工学系研究科長)   

参加申込フォームURL:https://forms.gle/Fun4pvGq3LUNUPAC9
※参加申込は、9月11日まで、先着400名様まで となりますのでご了承ください。