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2020.11.18

【受賞/表彰等】工学系研究科システムデザイン研究センター(d.lab)基盤デバイス部門「超微細リソグラフィ・ナノ計測拠点」の利用成果が、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業令和2年度(2020年度)「秀でた利用成果」の最優秀賞に選定されました。

工学系研究科システムデザイン研究センター(d.lab)基盤デバイス部門「超微細リソグラフィ・ナノ計測拠点」の利用成果が、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業令和2年度(2020年度)「秀でた利用成果」の最優秀賞に選定されました。

<受賞した賞の名称と簡単な説明>
ナノテクノロジープラットフォーム事業は、文部科学省の委託により、最先端のナノテクノロジー施設・装置を有する25研究法人が、全国の産学官の研究者へ利用機会を提供、知識を共有することに拠り、イノベーションにつながる研究成果の創出を目指しています。文部科学省ナノテクノロジープラットフォームは、昨年度までの約24,000件の利用課題の中からイノベーションに繋がることが期待できるなど特に秀逸な成果を選定、令和2年度「秀でた利用成果」の最優秀賞に、東京大学「超微細リソグラフィ・ナノ計測拠点」を利用して開発された次世代のハードディスクの記録方式として期待される熱アシスト磁気記録方式に使用される微小光熱源の設計と試作を行った開発課題が選ばれました。本利用課題の東大の担当者である澤村智紀技術専門職員、水島彩子技術支援専門職員、太田悦子学術支援専門職員、Eric Lebrasseur特任研究員、藤原誠学術支援専門職員、三田吉郎准教授が受賞しました。

<受賞された研究・活動について>
受賞した利用成果は、株式会社イノバステラ、豊橋技術科学大学、情報通信研究機構、福岡工業大学、Carnegie Mellon Univ.、特定非営利活動法人ナノフォトニクス工学推進機構の共同研究グループが、東京大学超微細リソグラフィ・ナノ計測拠点(微細加工プラットフォーム)の支援を受けて、ハードディスクドライブ(HDD)の記録密度を10倍にすることができる「熱アシスト磁気記録方式」(以下HAMR)を実現するナノヒーター®を開発したものです。超微細リソグラフィ・ナノ計測拠点は、共同研究グループのナノヒーターの試作において、当拠点が長年培ってきた高精度の微細加工技術を提供し、高度な技術を有する技術スタッフによる懇切丁寧な技術支援により設計通りの高性能なナノヒーターデバイスを実現することに貢献しました。この成果が、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業より令和2年度秀でた利用成果の最優秀賞に選定されました。授賞式は東京ビッグサイトで開催されるnano tech 2021展示会(会期:2020年12月9日―12日)において12月9日(水)14時より開催され、受賞講演が行われます。成果は会期中、展示会場で展示・公開されます。





<今後の抱負・感想>
今回の受賞を励みに、世界トップの微細加工技術の維持と向上に努め、利用者様に、より満足いただける共用施設の構築を進めて参ります。

<WEB>
受賞結果(1):https://www.nims.go.jp/news/press/2020/11/202011171.html

受賞結果(2):https://www.nanonet.go.jp/ntj/topics_gov/?mode=article&article_no=5371

nano tech 2021展示会:https://www.nanotechexpo.jp/main/