東大工学部 進学ガイダンス

分野キーワード

 

社会

 

社会基盤学科

社会基盤学科では、国土・地域・都市を対象に、的確に社会問題を発見、診断、解決し、将来ビジョンを提示できる人材の育成を目指しています。そのため、まず、社会システムを理解するための基礎理論、社会基盤整備に関わる合意形成手法、将来ビジョンを達成するための公共経営戦略、社会制度や規制を適切に導入・運営するための政策等に関わる多様な講義を提供しています。また、都市・地域の高度なプランニングやマネジメントを行えるセンスと技術とを身につけることを目的として、実例を用いた演習を多数提供しています。さらに卒業研究プロジェクトでは、マネジメント、都市と交通、国際プロジェクトの研究グループを中心に、具体的な社会問題をテーマとした研究指導を展開しています。

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都市工学科

都市について深く考えることは、この社会について広く考えることです。
都市工学科では、少子高齢社会、低炭素社会、情報社会、国際社会、格差社会など、現代の多様な社会情勢を背景とした複雑な都市問題および環境問題に対して、問題の本質を見極め、それを解決するための複数の手段を考案し、選択/実践していくための体系的な知識と技術を習得できるように、分野別の専門講義と分野統合の総合演習から構成される特徴的なカリキュラムを提供しています。
広域、都市、地区など多様なスケールを対象として具体的な計画技法を学ぶ総合演習、市民参加型のまちづくりの現場の見学実習、都市工学に関する技術者倫理教育などを通して、都市を認識し、分析し、構想し、創造する力を身につけた、都市の「スペシャリスト」から社会の「ジェネラリスト」まで、幅広い人材を育成しています。

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機械情報工学科

都市機能、企業、行政、サービスなどは、人や活動やインフラを情報で結び、意 思決定しアクションを起こしていく統合システムであり、大規模な知能ロボットシステムとみなすことができます。このように、社会システム全体を知的な情報システムと捉えて統合設計することで、新しい価値を創造し、あるいは効率化する考え方を「ソーシャルICT」と呼びます。ものづくりにおいては、先端技術をそのまま提供するのでなく、実際に使うユーザの価値観や使いやすい仕組みまで含めて全体設計することを意味します。機械情報工学科では、実世界、人、情報が三位一体となったシステムに関する教育と研究を推進してきました。ロボットはその代表例ですが、新しい展開としてソーシャルICTに取り組んでいます。上記三分野の基礎教育に加えて、産業界、経済界、行政、海外等との密な連携により社会システム変革を実現していく研究も推進していきます。この中で、学生諸君がグローバルな視野や実社会の様々なコミュニティに触れる機会も豊富に用意されます。

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航空宇宙工学科

航空機は高速輸送手段として、宇宙機は通信、観測などを通じて、現代社会に欠かせない技術です。人類の生活向上への貢献に加え、我が国の製造業の新たなを牽引役として航空宇宙産業は期待されています。技術的には、航空宇宙は多くの分野の統合であり、世界的な競争と連携の下で推進されます。そして、安全性、信頼性を確保するための確固とした制度の下で社会への実装が行われます。そのために、国内外の企業、行政機関、研究機関と連携を組み、産業化の推進、環境問題の解決、航空機運航や空港等における混雑緩和など、社会に貢献できる研究を遂行しています。さらに、研究のみならず、行政、産業で国際的に幅広く活躍できる航空宇宙分野の人材育成も行っています。

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電子情報工学科

情報通信技術は,汎用技術(General Purpose Technology)になりつつあります。特定の生産物に関連する技術ではなく、さまざまな経済活動において利用され、非常に広い関連分野を擁する技術です。すなわち、環境、都市、農業、資源、流通、土木、医療、教育といった産業を抜本的に変革し、産業構造、経済構造、社会構造までをも大きく変えていく力を秘めた技術です。極論すれば、情報通信技術の最終目的は、持続的な成長が可能な新たな国づくりを行っていくことにあります。 現在の世の中のあり方は過渡的なものであるというマインドでもって、新しい産業、社会制度、技術の確立を目指すことも電子情報工学科のミッションです。

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電気電子工学科

東日本大震災により、人間はエネルギーと情報ネットワークの大切さを改めて痛感しました。社会全体を人の体に例えるならば、エネルギーのネットワークは血液循環に相当し、情報のネットワークは神経網に相当するといえるでしょう。したがって、エネルギーと情報のネットワークはサステナブルな社会に必須の構成要素です。電気電子工学科では、電子情報工学科とも連携しつつ、エネルギーと情報のネットワークを健全な状態で守り、更には発展させていくための教育・研究を進めています。例えば、情報とエネルギーのネットワークを複合的に用いて、安心安全で豊かな高齢化社会や低炭素社会を実現するスマートグリッドの最先端技術について学ぶと共に、多様な技術の社会・ 制度・政策との関わりについて学べます。

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計数工学科

科学技術の基幹たる「普遍的な原理・方法論」を目指して! これが計数工学科の目指すところです。この「普遍的な原理・方法論」の研究は、個別の分野の研究と不可分の関係にあり、計数工学科では、「普遍的な原理・方法論」の研究とともに、様々な分野の研究が行われています。
「社会」に関係するものとしては、例えば、金融工学のための時系列解析法や数値計算法の開発、社会ネットワークに潜む関係の発見手法の開発,感染症等の伝搬の数理モデリング、「持続可能な社会システム」の実現を目指した、計測・予測・制御が一体化したグローカル制御システム理論の構築などがあります。学科のカリキュラムでは、講義で「普遍的な原理・方法論」の基礎を身につけ、卒業研究を通して、原理・方法論を発展させたり、実際的問題の解決に取り組みます。

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化学システム工学科

化学システム工学科では分子から地球に至る各スケールでの化学現象の解析・制御と、それら構成要素のシステム化・設計に重点を置く、化学システム工学の方法論を身につけることができます。
当学科では、地球温暖化問題、砂漠化問題、ライフサイクルアセスメント、医療システム等の様々な社会設計に関わる課題について、地球全体から原子・分子レベルまでの様々なスケールで多面的に取り組んでいます。それを支えているのは化学システム工学と高度な専門知識・技術です。当学科ではカリキュラムを通して化学システム工学と高度な専門知識を身につけることができ、部分と全体をバランス良く見渡すことのできる「スペシャリストでジェネラリスト」に成長することができます。

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システム創成学科

現代社会は高度に知能化・情報化した複雑社会を形成しており、環境・エネルギー問題、南北問題、食料問題、金融問題などの社会問題は、様々な問題要素が絡み合った複合問題となっています。すなわち、現代社会では、複合問題に対して科学的に分析を行い、解決策となる産業創出、政策立案ができる能力を備えた人材が要望されます。
システム創成学科では、理系、文系を超えた技術系の経営/政策エリート(エグゼクティブエンジニア)を、魅力ある社会をデザインできる人材として育成します。そのために、力学、設計、プログラミングなどの従来の工学教育だけでなく、企業経営、経済学などの教育科目をバランスよく配備し、現実社会における問題に対する対応力を少人数のプロジェクト演習によって涵養する教育プログラムを実践しています。

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