東大工学部 進学ガイダンス

分野キーワード

 

情報

 

社会基盤学科

社会基盤における設計・計画・マネジメントや、政策立案においては、様々な場面で意思決定が必要となります。客観的に対象物や事象を把握し、判断するためには、情報の観測・分析・表現が必要不可欠になります。社会基盤と関連する情報は、構造物の挙動や人の行動、あるいは地形や環境に代表される自然現象など多岐にわたります。スケールも、個別の構造物からグローバルな地球まで、広範囲にわたります。いずれも、現実空間と結びついている情報を対象としていることが特徴となります。そして、これらの情報の計測・分析・表現や、総合的な価値判断に関する教育・研究を行っています。多様な対象を有する学際的な社会基盤学に対して、情報という視点から分野横断的に貢献することを目指しています。

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都市工学科

都市工学科では、様々な都市問題に対処するための知識や技術、具体的な計画立案の方法などを、講義と演習を通じ広く学ぶことができます。
都市工学の中でも、情報は重要なキーワードの一つです.都市の有り様を理解し、問題を解決するには、様々な情報を適切に処理し、そこから問題解決のための方法を考える必要があります。コンピュータによる都市環境のモニタリングや解析、CADによる都市設計、GPSを用いた自動車や歩行者の行動把握、リアルタイムの交通渋滞監視、災害時の避難・救援活動の支援、高齢者や歩行困難者を支援する適切な情報提供など、都市と情報システムの結びつきは密接です。都市工学科では、これらの最新技術の動向を知り、また、演習や卒業論文、卒業設計などで、各種の情報システムを実際に利用しながら、都市問題の解決に取り組むことができます。

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機械情報工学科

機械情報工学科では情報を情報世界に留まらせることなく、実世界と密接に融合させることで新たな地平を切り拓く教育と研究を行っています。人間と計算機を一体化し全体として高度な情報処理システムを実現するバーチャルリアリティやARインターフェース技術、膨大なWeb上の情報を活用した実世界を理解する知能構築、自ら行動することで実世界を理解し情報化するヒューマノイドロボットシステムなどがあげられます。
ロボットシステム、ロボットコントロール、ソフトウェア第一~第三、ロボットインテリジェンス、パターン情報学、ヒューマンインターフェースなどの座学のみならず、メディアインターフェース、イメージプロセッシング、リアルワールド認識、コンピュータグラフィクス、ロボット行動プログラミングといった演習を通じて学生は上記の項目を体系的に理解できるように工夫されています。

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航空宇宙工学科

航空宇宙工学と情報技術には深い関係があります。航空宇宙工学の研究者たちは情報技術の進歩にコンピュータの黎明期より貢献してきました。古くから、航空宇宙システムを実時間で運用するための情報技術や、流れの可視化のための情報技術などにおいて、航空宇宙ならではの独自の成果が積み重ねられてきましたが、現在では、情報技術のあらゆる分野に航空宇宙工学からの貢献が見られます。
たとえば、宇宙機から大量に送られてくるセンサデータから知識を発見するデータマイニング技術などはその一例です。小型無人航空機を情報収集・伝達のメディアとして用いるなどという分野もあります。航空宇宙工学科では、航空宇宙工学を支える情報技術と航空宇宙工学から生み出される情報技術の両方について、その基礎から応用まで、教育と研究を行っています。。

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電子情報工学科

電子情報工学科では、我が国の実質GDP成長の約1/3を牽引する情報通信産業 (デジタルコンテンツ、インターネット、モバイルネットワーク、ソーシャルネットワークなど)に直結する技術の教育を体系的に行なっています。カリキュラムは、デジタル回路、コンピュータ(CPU)の原理、プログラミング、アルゴリズム、情報理論、信号処理といった、情報・通信技術の基礎を学ぶことから始まります。その後、画像処理、音声処理、自然言語処理、機械学習などの、コンピュータをより「知的に・高度に」するための基礎理論、プログラミング言語、ワイヤレス通信、インターネットなどの、情報通信技術の「核」をより深く学んでいきます。演習では映像、音声、ネットワークなど実世界とのインタラクションを駆使したソフトウェア、言語処理系など本格的な中規模ソフトウェアの構築法をじっくりと学びます。それらの基礎を学んだ上で、情報・通信を支える基盤技術、斬新なサービスの創出、新しい人間と機械のインタラクション技術、地球規模で解決しなければならない環境やエネルギーなどの諸課題を「スマート」に解決することを目指した研究に加わってもらいます。現在もこれからも、人々の生活を目に見える所で一変させ続ける情報・通信技術を核心から学びたい皆さんのための学科です。

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物理工学科

物理工学科のカバーする情報科学の領域は、20世紀末に新しく生まれた量子情報科学です。量子情報科学とは、量子力学と情報科学の融合分野であり、その中心的テーマは量子もつれ(量子エンタングルメント)と呼ばれる複数量子間での相関です。これは物理工学科が従来から得意としてきた物性物理=複雑量子系物理でも重要なテーマであり、そこでの経験を遺憾なく発揮できるテーマでもあります。物理工学科における半導体量子ドットを用いた量子ビット・量子もつれの実現はその最たる例と言えます。また、物理工学科は光科学にも強みを持ちますが、光を用いても量子もつれ生成・量子演算実現を達成しています。物理工学科では、これらの研究から生まれたテクノロジーを用いて量子コンピューターの実現を目指しています。

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計数工学科

科学技術の基幹たる「普遍的な原理・方法論」を目指して! これが計数工学科の目指すところです。この「普遍的な原理・方法論」の研究は、個別の分野の研究と不可分の関係にあり、計数工学科では、「普遍的な原理・方法論」の研究とともに、様々な分野の研究が行われています。
「情報」分野に関するものとしては、例えば、情報理論、信号処理、暗号理論、計算アルゴリズム、言語処理、高性能コンピュータアーキテクチャ、五感情報処理、バーチャルリアリティ、脳機能解析とその人間支援システム構築への応用などの研究が行われています。学科のカリキュラムでは、講義で「普遍的な原理・方法論」の基礎を身につけ、卒業研究を通して、原理・方法論を発展させたり、実際的問題の解決に取り組みます。

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化学システム工学科

化学システム工学科では分子から地球に至る各スケールでの化学現象の解析・制御と、それら構成要素のシステム化・設計に重点を置く、化学システム工学の方法論を身につけることができます。
本学科は、各要素情報を適切に抽出し、統合することで新しい情報を創造しています。そのため、情報科学に基づく構成論的手法の化学現象への積極的応用が本学科の大きい特徴です。具体的には、電子の情報の抽出、ケモインフォマティクスによる化学データの統合、反応プロセスの統合による工業プロセスの設計、各医療機関からの情報の統合による医療社会システムの設計等が挙げられます。また、これらを実現する人材を育成するためコンピュータやシミュレータを用いた化学演習にも積極的に取り組んでいます。

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システム創成学科

情報技術を学ぶことができる学校、学科はたくさんありますが、情報の価値、情報の活用などを学ぶ場所は限られています。しかし実際の情報システムは、人々を結び付け、ビジネス戦略を創造し実行する企業を動かし、安全で効率的に移動できる交通システムを可能とします。これらのシステムは、情報ネットワークによって形成される動くヒューマンシステムの神経系です。
システム創成学科では、システムにおける情報の役割と、コンピュータを用いたデータ可視化やシミュレーションによる有用な情報の獲得手法などに関する知識、技術を学習し、金融市場であり、生産と消費の場であり、また、学問と研究の場である私たちの社会の潜在ダイナミクスを理解し活用する能力を持った人材を育成します。

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