イベント

2017.02.15

【開催報告】第23回 東大テクノサイエンスカフェ 「暮らしのエネルギーを学ぼう ~目からウロコ、本当のエコは地球だけでなく、おサイフにも優しい。~」12/11(日) 

目的:子どもたちに電気やガス等がどのように家庭で使われているか電気代などのデータを基に分析し、基本量がどのくらいかかっているかを知り、サーモカメラから、窓枠の材質による温度変化の違いや、熱伝導について学んでもらい、エコすごろくをすることにより、暮らしのエコに関する意識を高めてもらう。
学生スタッフ(大学院生たち)へのアウトリーチ活動の機会提供および、教えることを学んでもらう。人に教えるとき(特に子どもたちへ教える)には、どれだけ分かりやすく伝える必要があるかを学ぶ良い機会となる。

参加者: 小5~中学生年生 21名(応募総数28名)
     男16名、女5名

日時と場所:2016年12月11日(日)@ 11号館 講堂

内容とスケジュール
13:00 集合・設営・ブリーフィング
14:00 受付開始
14:30 開会(司会:宮川)
14:35 講演「電気・ガス消費check:検針票」前真之准教授
    活動:
・「電気・ガス消費check:検針票」(30分)
・「住宅の省エネ」(20分)
・「サーモデモ 熱の伝導」(30分)
15:50 休憩
16:00 エコリフォームすごろく 説明(15分)
16:15 1巡目(30分)
16:45 解説(15分)
17:00 2巡目(20分)
17:20 各テーブル毎に一言・アンケート
17:30 閉会

学生スタッフ:ゲームの進行
・出たマス目を読む、住宅エコカード管理
・1位にプレゼント渡す、・テーブルの発表者決め
学生スタッフ17名:柳光、猪瀬、山添、遠藤、中村、山本、藤原、新冨、森、櫛田、田村、上野、鈴木、澁谷、新谷、中根、山田

スタッフ:宮川、北原、西

12月11日で学校の長期休みの開催ではなかったため、応募人数は若干少ないと感じましたが、開催日までには席数も埋まりました。暮らしで使うエネルギーがテーマでガス代や電気代のチェックを行なってピーク時を知ることができたり、ヒートショックが起こる原因を解消するための方法は何か、など身近な問題を減らしていくための道具として、熱が一番逃げやすい場所として、ガラスの窓であることを学習しました。実験では熱を通しにくいものは樹脂のサッシで、熱を通しやすいとしてアルミが紹介されました。後半のすごろくには、それぞれのますに住宅の現状の問題点やそのリフォーム方法、改善例などが書かれており、止まったますの文を読み上げながら遊ぶことで、住宅性能の改善法を楽しみながら学べました。このイベントが、参加した子供達だけでなくその保護者の方々にとっても、自分たちの住宅のエネルギーに関心を持ち、見直してみるいいきっかけとなったのではなったと仰る保護者の方もいて、気持ちがよかったです。

アンケートより抜粋
生徒:
「エアコンは省エネだとわかった。床暖房がいいとわかった。一番エネルギーを使っているのは給湯だとわかった」
「工夫をすれば暖かい空気が逃げなかったりして、快適に省エネで過ごせることがわかりました」
「窓ガラスの枚数や素材によって寒さが全然違うことに驚きました。また、家の寒さでなくなる方が9000人いることに驚きました。」
「家の設計はとても大変なんだなあと思いました」
「住宅のリフォームやエコについてたくさん知る事ができました。」
「窓ガラスを重ねれば重ねる程熱が伝わりにくくなる事が実感できた」
保護者:
「窓のサンプルやアイスクリームを使った実験は子どもが興味をもちやすくて良かったと思います。サーモグラフィー使ったご実家の写真もわかりやすかったです。スゴロクがとても楽しそうでした。」
「小学5年の女子にまだ難しいかな?と思いながら参加させて頂きましたが、遠くから娘を見ていると、時々微笑みながら周りの皆さんと楽しそうに参加している姿を見て安心しました。何か少しでも娘の心に変化があれば嬉しいです。」
「資料等とても見やすいと思います長い時間ですが、最後まで集中して学んでいたと思います。」
「アイスクリームへ刺すスプーンの材質で熱の伝導率を伝え、それが住宅の窓枠から熱が逃げて行く、、、と、実際の実験を通して教えて頂けたのは面白くてなるほど、と思いました。今まで当たり前のように使っている資源を見つめ直す機会になりました。日本の住環境の変化がミライノ発展にも繋がると目からウロコでした。データや熱のまわり方を、図やビデオで説明下さりとてもよかった。建築は環境も学ぶことを知り面白かったです。」

テクノサイエンスカフェの様子: