東大テクノサイエンスカフェ

開催報告:工学体験ラボ 第1回 「ヒューマノイドロボットの成長 〜柔軟さをもって道具を使えるロボットへ〜」

開催日:2006年7月15日

開催報告

工学部広報アシスタントリーダー 松本理恵(機械情報工学科4年)

最先端の研究を伝えるため、東大工学部で「工学体験ラボ(T-Lab)」という取り組みが始まった。7月15日に行われた第1回のテーマは「ヒューマノイドロボットの成長――しなやかな動作で道具を使えるロボットへ」。工学部11号館に新設された工学部広報センター・T-Loungeに、高校生ら43人が集まった。

第1部では情報理工学系研究科の稲葉雅幸教授が、ヒューマノイドロボット研究の歩みについて概説。学生時代の勉強が、その後の研究でどのように役立つのか。自身の話に加え、企業での開発に携わる卒業生なども紹介した。高校生たちにとっては目標を見つける良い機会となったことだろう。講演の後は、2号館に移動して稲葉研究室のヒューマノイドロボット見学。人気だったのは、器用に掃除を行って見せた「HRP-2」だ。多数の関節で滑らかに動く「小太郎」や、柔らかい肉質を持った「macra」にも人だかりができた。

小休止では、参加者に冷たいコーヒーが振る舞われた。T-Loungeの隣にはスターバックスが併設されており、イベントのない日も気軽に利用できる。ヒューマノイドロボットが展示されているほか、大画面のモニターには工学部の様々な研究成果が映し出されている。 第2部では、T-Loungeにロボットが集合。小型ヒューマノイド「UT-μ2」(中村・山根研)、ロボットハンド(横井研)、高速ビジョンチップ(石川・並木研)の3つだ。熱心に質問も出て、解散後も見学を続ける参加者もいた。

次回の工学体験ラボは10月21日、「航空宇宙」をテーマに行われる。身近な視点から航空宇宙の最先端まで、東大教員から学べる貴重な機会。ぜひ参加してみて欲しい。

当日の様子

ヒューマノイドロボットの成長写真01

【写真】稲葉先生のレクチャーの様子(11号館T-Loungeにて)

ヒューマノイドロボットの成長写真02

【写真】ロボットのデモンストレーションの様子(2号館フォーラムにて)

ヒューマノイドロボットの成長写真03

【写真】ロボットのデモンストレーションの様子(11号館T-Loungeにて)

参加者の声

  • 実際にロボットに触れられて楽しかった。
  • 研究の内容だけでなく、実際の研究に使われているロボットなどを拝見できたので、より実感は興味を持って過ごすことができた。
  • できるだけかみ砕いて説明してくださったので、原理など大雑把に把握できた。
  • 各展示の説明が高校生にもわかる内容だった。
  • 創造性と自由度の高さに惹かれました。
  • 実際に研究してみたくなりました。
  • (ロボットが)様々な動作をするのにも工夫が必要であることがわかった。
  • 自分はものを作ることに興味があるので、自由に自分の発想で創造していくロボット工学に大いに興味をもった。
  • 工学部を身近に感じることのできる良い機会となった。引き続き実施して欲しいと思う。工学部以外でも面白いのでは。

 

(日本語のみ)