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システム創成学講演会2015 イノベーションとデザイン

 

システム創成学講演会2015 イノベーションとデザイン ―コンピュータがデザインする映像の世界― が開催されます.

本学学生、学院生であればどなたでもご参加いただけます。

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日時:7月17日(金) 15:00-17:00<第1部>、17:00-19:00<第2部>

場所:工学部8号館各研究室<第1部>、工学部3号館2階32号講義室<第2部>

(いずれも本郷キャンパス)

対象:本学学生(大学1、2年生の参加も歓迎します)、および大学院生

参加方法:事前申込不要です。当日開始時刻に工学部8号館西側入口前に集合してください。参加費は無料です。

2部のみの参加も可能です。

 

内容:

<第1部:オープンラボ「イノベーションの現場を見る」>

■参加研究室(50音順)と見学内容

 - 大澤研究室(工学部8号館5階507号室)

   チャンス発見とイノベーションゲームについての特設展示

 - 大橋・鳥海研究室 (工学部8号館5階521号室)

   ソーシャルメディアと人工知能

 - 認知システム工学研究室(菅野准教授)(工学部8号館5階521号室)

   ヒューマンシステムデザイン&マネジメント

 - 吉村・藤井・山田研究室(工学部8号館4階422号室)

   交通システムをデザインするためのシミュレーション

 - ほか

 

<第2部:トークセッション「デザインを語る」>

■プログラム

数式で絵を作る ―自然現象の数理モデルを用いたCG表現―

 岩澤駿 (東京大学大学院情報学環 助教)

 

映画とゲームのCGに用いられる物理シミュレーション

 柴田和也(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 講師)

 

■講師プロフィールおよび講演内容:

岩澤 駿(IWASAWA, Shun)

2004年東京大学工学部システム創成学科シミュレーションコース(現

システムデザイン&マネジメントコース)卒業、2006年同大学院情報学環修士課程修了。2014年3月まで8年間、株式会社スタジオジブリにおいてプログラマとして、アニメーション映画制作のためのツール開発に取り組んできた。大学での研究と、アニメーション制作の現場で一貫して扱ってきたことは、「自然現象の数理モデルを用いたCG」である。本講演では、ジブリ作品と大学の研究の事例を挙げながら、科学的な視点が商業芸術制作の現場でどのように用いられてきたか、また、学生時代の研究が社会でどのように生かされてきたかについて発表する。

 

柴田 和也(SHIBATA, Kazuya)

2007年東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。同年4月から(独)海上技術安全研究所に勤務。2013年より現職。流体のシミュレーションに関する研究を行う。本講演では、粒子法と呼ばれるシミュレーション手法の概念と、粒子法によるシミュレーションの結果が映画やゲームのCGとして応用された事例について紹介する。

 

http://save.sys.t.u-tokyo.ac.jp/event/sdmconf2015/