イベント

第20回 東大テクノサイエンスカフェ 「一分子イメージング最前線」

 

2015年8月8日(土)、第20回東大テクノサイエンスカフェ「一分子イメージング最前線」を開催いたしました。小学生22名、中学生16名、保護者35名の参加をいただき、最先端のご講演プラス「くるくる回るタンパク質を見てみよう」実験と、超解像顕微鏡を始めとするニコン様のコアラボラトリー見学を行いました。2014年ノーベル化学賞受賞の超解像顕微鏡だけでなく、共焦点顕微鏡や、軟骨と硬骨を染色の違いで観察する光学顕微鏡など、大人にも十分楽しめる見学準備をいただきました。参加者からは、
「ピペットマンを初めて使ったのでびっくりしました」(小6・女子)
「タンパク質にたくさんの種類があり、回るものや体になくてはならないものもあることを知りました」(小5・男子)
「とても分かりやすい解説だったので、こういう実験の楽しさが分かりました。最先端の顕微鏡も実際に見られてすごく学校で使っているのとは違い、驚きました。」(中3・女子)
「コアラボの顕微鏡は想像以上に、素晴らしかったです。娘の興味が広がってくれればと思います。ありがとうございます」(保護者)
「小5の子供にとって、かなりハイレベルな実験を体験することができ、充実した時間になったと思います」(保護者)
「ニコンさんの貢献にも驚きました。設備も説明もとても興味を引かれ、素晴らしいお仕事だと思います。勉強になりました」(保護者)

といった感想をいただきました。 2人一組の実験がなかなかうまくいかなかったり、保護者の方と別々の席になり、お子様の様子がわかりにくかったなど、運営上の不手際もあり申し訳ありませんでした。 今回は場所が医科学研究所だったことで、医科学研究所にも多大なご協力をいただきました。ニコン様のご協力も本当にありがとうございました。 今回もたくさんの方のご協力で開催したテクノサイエンスカフェ、お楽しみいただけたでしょうか?残念ながら参加できなかった方のために、少しお時間をいただきますが、後日東大TVでの公開を予定しています。

 

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日時:平成27年8月8日(土)14:00-17:30

プログラム:

【講演・実験】

・くるくるまわるタンパク質分子を見てみよう (東京大学工学部 応用化学科 田端和仁講師)

【講演】

一分子イメージング最前線 -超解像顕微鏡の原理-

【見学】

顕微鏡コアラボラトリー見学

 

場所:東京大学白金台キャンパス 医科学研究所2号館大講義室

        http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam04_01_09_j.html

定員:40名(保護者を含まず) ・申し込み多数の場合は抽選

参加費:無料

主な参加対象:小学生(高学年)・中学生とその保護者

お申し込み受付は終了しました。

 

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主催:東京大学大学院工学系研究科

共催:東京大学医科学研究所

協力:東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻、株式会社ニコンインステック

連絡・問い合わせ先:東京大学大学院工学系研究科・工学部 広報室

        お問い合わせはメールでお願いいたします。

        メールアドレス: kouhou[at]pr.t.u-tokyo.ac.jp

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