イベント

ポストコロナ時代のシステム創成–シミュレーションとデータ– 共催:東京大学 大学院工学系研究科システム創成学専攻、技術経営戦略学専攻、レジリエンス工学研究センター

 

日時:2020年月7月29日(水)13:00-16:00 (オンライン)

ホームページ:http://www.panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp/sys-workshop/

問い合わせ先:実行委員長 山田知典 准教授 tyamada [at] sys.t.u-tokyo.ac.jp 

* [at]を@にご変更の上、メールにてお問合せ下さい。



ご挨拶

コロナウイルス感染症対応やその先のポストコロナ社会を見据え、新しい工学への期待が高まっています。
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻/レジリエンス工学研究センターでは、このような社会からの期待に応えるべく、我々の研究がこれまでどのような背景で行われており、ポストコロナ社会にどのような貢献ができるか、また、今後取り組むべき研究課題の整理について広く皆様と議論できる場として本ワークショップを企画いたしました。
特に富岳等の事例を見てもチャレンジングなシミュレーションが未知の事例に対して重要な示唆を与えることは確実であり、その検証や境界条件等においてデータの重要性も益々注目されていくところかと考えられます。
そのような観点から今回のワークショップでは『シミュレーションとデータ』をサブタイトルといたしております。
また、同時に次世代育成という観点からは直近の九州での降雨災害含め、阪神淡路大震災後に生まれ、東日本大震災時には小学生であった現在の大学生に向け、喫緊の災害に向けたシステム創成学専攻/レジリエンス工学研究センターの取り組みのあり方と過去の災害に対する継続的な研究開発についても議論できればと思います。
是非ご参加いただき、ご意見等を賜れれば幸いです。

実行委員長 山田知典

【プログラム】

12:55 開会の言葉 染谷隆夫(工学系研究科長)

13:10  ご挨拶    山田知典(システム創成学専攻)

13:15  基調講演

Didier Navez(Senior Vice President at Dawex)

[TBA]

13:55 ミニ・ワークショップ

14:00 早矢仕晃章(システム創成学専攻)

TEEDA: An Interactive Platform for Matching Data Providers and Users in the Data Marketplace

14:10   Coffee Break

14:20 研究発表

菅野太郎(システム創成学専攻)

複合社会システムシミュレーションによる危機対応システムの設計・評価

14:40 研究発表

柴崎隆一(レジリエンス工学研究センター/技術経営戦略学専攻/システム創成学専攻)

社会の安定を支えるという観点からのグローバル物流ネットワークの再考

15:00    総合討論

コーディネータ:山田知典

パネリスト:菅野太郎、柴崎隆一、早矢仕晃章

15:30    講評

古田一雄(レジリエンス工学研究センター長/技術経営戦略学専攻長/システム創成学専攻)

15:45    閉会のご挨拶    

大澤幸生(システム創成学専攻長)

16:00 閉会

Invited Talk:  Didier Navez (Dawex)

Didier Navezは、Solvay Brussels SchoolでMBAを取得し、データエコノミーの先駆的存在であり、データ交換・市場テクノロジーのリーディングプロバイダーであるDawexの戦略およびアライアンス担当副社長です。デジタルおよびデータ戦略、データの収益化、eコマース、モバイル分野のリーダーとして10年間以上、大手のテクノロジー研究会社であるGartnerやForresterと協力し、ヨーロッパおよび北米全体のDXに尽力してきました。また、CSG InternationalやTexas Instrumentsを含む国際コンサルタントおよびテクノロジー企業で主導的な役割を果たしてきました。

イベントの詳細: http://www.panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp/sys-workshop/