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トークイベント「海を渡った大工道具 -工部大学校の教材となった西洋の匠の道具達」を開催しました

 

2017年6月29日12:20~13:20に、工学2号館図書室にて、トークイベント『センス・オブ・ワンダー』の第3回「海を渡った大工道具 -工部大学校の教材となった西洋の匠の道具達」を開催しました。

これは、2017年1月10日から、工学2号館図書室にて開催中の第二回企画展示 工学部・工学系研究科収蔵品展「西洋建築に夢を見た ―大工道具にみる西洋建築の受容」に連携したトークイベントです。

講師に建築学専攻で建築史を研究されている角田真弓さん(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻・技術専門職員 博士(工学))をお招きし、工部大学校設立に尽力した山尾庸三により、明治初年に教材として、イギリスから日本に持ち込まれた展示物の由来や、日本の伝統的な大工道具と西洋の大工道具の違いや共通点についてお話いただきました。

また、角田さんのお話、参加者との質疑応答のあと、展示ケースの中のノコギリや錐を見ながら、当日のみ手に取れる状態で展示した鉋に触れながらの、ギャラリートークも盛況でした。