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化学システム工学専攻 林勇佑さんが(D3)「化学工学会 第52回秋季大会 SIS部会 研究奨励賞」を受賞されました

 

2021月10月12日、化学システム工学専攻 林勇佑さんが(D3)が「化学工学会 第52回秋季大会 SIS部会 研究奨励賞」を受賞されました。


<受賞した賞の名称と簡単な説明>
“化学工学会 第52回秋季大会 SIS部会 研究奨励賞”
化学工学会の年会または秋季大会の審査対象セッションにおいて、システム・情報・シミュレーション(SIS)部会の中で、科学技術および産業の分野の今後の発展に大きく寄与すると期待され、表彰に値する口頭発表を行った一般講演の若手登壇者個人に贈呈される賞です。大会ごとに基本的には1件選出されます。

<受賞された研究・活動について>
ヒトiPS細胞の実生産では、大量の細胞を凍結状態で輸送し保存する必要がありますが、ヒトiPS細胞は凍結保存によって損傷を受けやすいことが報告されており、プロセスの標準化が急務です。そこで本研究では、凍結保存プロセス全体を包括的に考慮できるハイブリッドモデルを新たに構築することにより、冷却速度やバイアル直径、解凍温度など、生産性に直結するプロセスパラメータを合理的に決定することを可能にしました。本研究の成果は、凍結保存プロセスの標準化に貢献することが期待されます。

<今後の抱負・感想>
杉山弘和教授をはじめとする研究室の方々に支えられて、このような賞をいただくことが出来ました。この賞を励みとして、今後も日々精進していきたいと思います。