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原子力国際専攻 横山諒さん(M2)がIAEA Challenge: Decommissioning and Environmental Remediation 2020の世界の若手研究者から提案公募においてトップ5の優秀な研究提案として採択されました

 

2020年7月24日、原子力国際専攻の横山諒さん(M2)がIAEA Challenge: Decommissioning and Environmental Remediation 2020の世界の若手研究者から提案公募においてトップ5の優秀な研究提案として採択されました。

 

<受賞した賞の名称と簡単な説明>
IAEA Challenge: Decommissioning and Environmental Remediation 2020
廃止措置や環境修復に関する若手研究者の研究を支援するプロジェクトとして、IAEAは35歳未満の世界の若手研究者から提案公募を行い、トップ5の優秀な研究提案として採択された。

<受賞された研究・活動について>
研究タイトル:Development of Material-Thermal-hydraulic Hybrid Approach to identify the fuel debris in Fukushima Daiichi NPPs

概要:福島の廃炉を完遂するためには、燃料デブリ位置及び組成を予め推定する必要がある。しかしながら、これらの特徴を予測するためには、高温熱流動特性と高温物理化学特性を両翼的に扱わなくてはならない。本研究では、実験及びシミュレーションにより、これらを包括的に考慮した材料―熱流動ハイブリッド法を提案し、燃料デブリの広がり及び成分分布を予測する手法の開発を提案した。


<今後の抱負・感想>
この度、このような非常に名誉な賞を頂き大変光栄に思います。
日頃より懇切丁寧な指導をしてくださる鈴木俊一先生に深く感謝申し上げます。また、研究に携わっていただいた全ての方に感謝します。今後も研究を続け、福島廃炉の一助となる成果を上げられるよう日々努力したいと思います。