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化学生命工学専攻 妹尾暁暢さん(D2)が第13回バイオ関連化学シンポジウムにおいて優秀ポスター賞を受賞されました

 

2019年9月6日、化学生命工学専攻 妹尾暁暢さん(D2)が、第13回バイオ関連化学シンポジウムにおいて優秀ポスター賞を受賞されました。

 

(右から2番目)

 

<受賞された研究・活動について>
蛋白質-蛋白質間相互作用(以下PPI)は細胞内外で綿密な生命ネットワークを形成しています。そうしたPPIを制御する低分子化合物は薬剤としての利用が期待できます。しかしながら、蛋白質という生体高分子を1/100ほどの大きさしかない低分子化合物で制御するのは容易ではありません。本研究では細胞接着蛋白質P-カドヘリンを標的とし、そのPPIを制御できる低分子の取得・作用機序の解明を行いました。私たちのグループは、本成果が様々な疾患関連PPIに対する低分子創薬の端緒となることを期待しています。

 

<今後の抱負・感想>
この賞を励みにしてますます研究に精進して参ります。学会関係者のみなさま、ご指導いただいている津本浩平先生をはじめとする研究室のみなさまに御礼申し上げます。